4日目は、再びマラニックである。民宿民宿の前で整列して出発する。朝から雨模様で、肌寒い一日になりそうだ。
めいめい雨具を着て走り出す。
知床国立公園の看板が見えてきた。これから知床半島を横断するのである。
通行止めの看板前前に到着する。冬期は、積雪の為通行止めとなっている道路だが、つい数日前に開通したばかりだ。開門を待って、車が列を作っていた。
ガスの中、知床峠を目指してさらに走り出す。
川の中も、まだまだ雪が多い。
山肌にも、雪がべったり張り付いている。
S時に曲がりくねった道を先行していくと、後続のランナーが上がってきた。
雄大な雪山が見えてきた。
前方に見える尖った山は、百名山の羅臼岳だ。
次第に高度を増していくと、羅臼岳が近くなってきたが、山頂はガスがかかってしまった。
ゲート開放を待っていたマイカーが続々と上がってくる。
海もうっすら見える。
知床峠に無事到着する。羅臼岳はすぐ目の前だ。スタートして約16キロを過ぎていた。
知床峠が、最高地点なので、あとは長い坂道を下って行く。
スノーシュートレッキングやスキーをやりに来ている人もいる。
見渡す限りの雪山が続く。
10キロ以上下ってきたところでプユニ岬に到着する。
反対側の山の斜面には、シカの群れが餌をあさっていた。
数キロ先には、オロンコ岩が見える。ウトロのゴールは間近だ。
オロンコ岩に到着。巨大な一枚岩だ。
コンクリートの急階段を登る。
頂上からは、先ほど通り過ぎてきた雪を被った羅臼岳が見える。あんなところから走ってきたと思うと感慨深い。
オロンコ岩頂上で、地元の兄弟の少年と記念撮影。少年達が、ここまで案内してくれたのだ。
オロンコ岩からは、ゴジラ岩が良く見える。まったくゴジラにしか見えない。自然の造形は、スゴイ。
オロンコ岩を下りて、近くのコンビニでゴール。GPSの距離を見ると34キロ程であった。その後、温泉に入ってから知床五湖観光に向かう。
2014日本最東端・最北端ジャーニーマラニック「4日目:知床五湖編」に続く。
スキーも まだ出来るのですね。
このオロンコ岩
私も上りました。
北海道だのに やたら暑い日(八月)であの日は35度くらいの異常気温の中 もう二度と登らないぞと思いながら登って あまりの急勾配のしんどさに景色のほうは忘れちゃいました。
オロンコ岩の階段は、凄い急勾配でしたね。
羅臼岳や海岸線、ゴジラ岩などの景色が良く見えました。