とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018東海道ラン:石垣屋~南四日市駅

2018-08-23 23:00:32 | マラソン
早朝、石垣屋では宿の子供たちと共にラジオ体操する。


朝の関宿。車も人も通らず、静かな通りだ。


7:20。旅人宿石垣屋を出発する。


通りを少し歩く。


百六里庭。関宿が江戸から106里余りあることから名付けられた関宿の町並みの中にある小公園。


通りにある紅茶専門店「アールグレー」さんに立ち寄る。


石垣屋には朝食がないので、「アールグレー」のモーニングで朝食とする。


8:40。関宿を出て東に向かう。


布気皇館太神社の入り口で記念撮影。


参道の石灯篭が見事なので、中に進んでみる。


神社にお詣りしていく。


9:14。野村一里塚到着。


民家の前には、色とりどりの瓢箪が吊り下げられている。「ぶら下がるだけが仕事の大瓢箪」の但し書きが笑える。


10:52。中富田一里塚に到着。


10:58。鈴鹿川の女人堤防碑。鈴鹿川と安楽川の合流するあたりでは、しばしば川の氾濫が起き人命が失われた。言い伝えによると村人たちは堤防を築くことを神戸藩に願い出たが、藩は堤防ができると対岸の城下町に浸水の恐れありとして許可しなかった。そこで人々は、処罰覚悟で工事に踏み切ったが村人の菊という女性が「工事にかかわった男たちは打ち首になり村は全滅する。私たち女だけで堤防をつくろう」と200人余の女性だけによる工事が始まった。6年後に堤防は完成したが、やがて藩主の知るところとなり首謀者の菊らは、あわや処刑される寸前、家老の松野清邦の嘆願により助命され、その志にたいし金一封が贈られたという伝説が残っている。今も昔も女人強しという秘話だ。




11:20。庄野宿に着く。


国道を横切るときは、地下道をくぐって迂回する。


石薬師一里塚跡前を通過する。


12:20。石薬師宿に入った。


どこかでお昼にしようと食堂を探すが、9人が入れる手頃な場所が見つからない。しかたなく、近くにあったスーパーで買い出しをして、店の外れの方で腰を下ろして昼食とする。


14:20。日永の追分に到着する。東海道と伊勢街道の分岐点である。


日永の追分には、湧き水が出ている。ここは、トラック等の交通量の多い国道1号線のすぐ脇にあり、道路の向う側は、日本有数の四日市の石油化学コンビナート地帯がある。なんとも不思議な場所に泉が噴出しているのだ。名水という事で、多くの人がペットボトルやタンクに汲みにやってきているらしい。ところが、この日は急に水の出方が少なくなっていて水を汲みに来ていた人が嘆いていた。もとのように水がジャボジャボ出てくるようになればいいのだが…。


14:30。前日、東海道の終点とした南四日市駅近くのポイントに到着する。


その後、南四日市駅まで歩く(ここまでで29.4キロ)。その後、電車で四日市まで移動後、近くの銭湯に入って解散する。今回は、1泊2日の東海道ランで50キロ以上を進むことが出来た。8月という真夏にあたり、暑さが心配だったが、たまたま2日間とも涼しい日だったのが救われた。35度以上もあったらたまらない。

参考1.石垣屋~南四日市駅までのコースマップ(29.4キロ)


参考2.石垣屋~南四日市駅までの高低図