とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018鎌倉マラニック:その2

2018-03-20 18:31:09 | マラソン
大平山から15分ほど進むと横浜市内に一旦入る。見晴らしのいい広場に出ると“横浜市内最高地点159.4m”という場所に出た。一日のうちに鎌倉市と横浜市の最高地点を踏破したようだ。


瑞泉寺方面への分岐から一気に山を下って行く。


10:54。瑞泉寺の境内に入る。


苔むした石段がいい感じだ。


山門には、鎌倉を愛した俳人の高浜虚子の俳句が掲げられている。瑞泉寺は、鎌倉随一の花の寺、紅葉の名所としても知られている。


こちらは、室町時代初期数々の庭園を作り上げた夢想国師が裏山の岩盤を削って手がけた石の庭園だ。鎌倉期唯一の庭園として国の名勝にも指定されている。


吉田松陰が、1854年(安政元年)、下田で密航を企てる直前に瑞泉寺の住職に会いに来たことを記した石碑。


瑞泉寺境内をぐるっと回っての帰り道。苔むした石段を滑らないようにそっと下りる。


11:18。鎌倉宮までやってきた。鎌倉宮祭神の護良親王は、「建武の新政」を行なった後醍醐天皇の皇子で。鎌倉宮は、1869年(明治2年)、明治天皇によって護良親王を祀るために建てられた。長い歴史において、この鎌倉宮が唯一「天皇自らが創建」した神社だという。


鎌倉宮の境内には「厄割り石」と呼ばれる石がある。拝殿の前に置かれてある「かわらけ」(有料)に息を吹きかけて身体の中の悪いものを移し、そのかわらけを地面に埋め込まれた「厄払い石」に投げて割る。かわらけが割れることで厄払いになるといわれている。


さっそく、かわらけを投げて厄を払う。


次は、鶴岡八幡宮まで行く予定だったが、その途中に源頼朝の墓があるという事で立ち寄ることにした。鎌倉に詳しいHさんが、鎌倉に来たらまず頼朝の墓に寄らねばと言われたからだ。


鎌倉に来られたことを感謝して、石塔の前でそっと手を合わせる。


11:42。鶴岡八幡宮に到着する。


桜の木の下に着物姿の若い女性達がいたので、ちょっと撮らせてもらう。桜と着物が揃うと春らしい。


境内を進んでいく。


2010年(平成22年)3月10日未明に倒れてしまった鶴岡八幡宮の大銀杏は、根元から4メートルの高さで幹が切り離され、植わっていた場所から少し横に移植されている。もともと植わっていた場所には、残った根から若木が出てくるように処置が施され、すくすくと成長している。


お宮に上がる石段の途中には、なぜか3匹のワンちゃんが繋がれていた。推測だが、ペットを連れてのお宮の参拝はダメなので飼い主が繋いでおいたのかもしれない。


さすがに鎌倉一番の名所なので、お宮参りも大変だ。警備員の指示のもと順路に従って進んでいく。


お昼近くともなり、帰り道も参道を埋め尽くすほどの人込みだ。


鶴岡八幡宮前のそば屋で昼食をしたのち、鳩サブレーの豊島屋本店前を通って行く。お土産に買っていきたいが、荷物になるので見るだけだ(帰りの大船駅前でも買えるから)。


鎌倉駅周辺の小町通りは食べ歩きグルメ・スイーツの宝庫だ。鎌倉にしかないお店や鎌倉店限定のスイーツ等、テレビなどで取り上げられる人気店が多い。


12:43。江ノ電の鎌倉駅に到着する。


鎌倉駅から長谷駅まで江ノ電でワープだ。


13:01。長谷寺に到着する。長谷駅を降りてからは人込みをかき分けるように進む。拝観のチケットを購入するのも順番待ちである。


「2018鎌倉マラニック:その3」に続く。