とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

神戸街歩き:前半

2018-03-12 22:19:54 | 観光
神戸ええとこマラニックに久しぶりに参加することにしたのだが、日帰りではもったいないので前日から泊りで神戸に行くことにした。マラニックは日曜日なので、土曜日はまだ行った事のない神戸の名所に行くことにした。土曜日の朝、早めに家を出て、新神戸駅に着いたのは10時過ぎだった。新神戸駅から歩いていける場所として、まず最初に向かったのが、横尾忠則現代美術館だ。


横尾忠則現代美術館は、兵庫県西脇市出身の美術家、横尾忠則からの寄贈・寄託作品を多くの人々に鑑賞してもらうために兵庫県立美術館王子分館の西館をリニューアルし、2012年11月に開館した美術館だ。この日は、「横尾忠則の冥土旅行」というテーマの作品が展示されていた。「死」を自らの重要なテーマと位置づけ、様々な死のイメージを作品に投影してきた横尾忠則の作品が展示されていた。写真撮影はできなかったが、横尾忠則らしい幻想的でシュールな世界が部屋いっぱいに展示されていた。


最新作である女性のポートレート・シリーズ(こちらは撮影OK)では、描かれた女性たちの顔の一部が石や蛙やキャベツといったオブジェによって唐突に覆い隠されている。実体を失った不可解な存在として私たちの前に現れるということらしい。こういう不可解な絵が彼の作品の特徴だが、やっぱり顔が見えないというのは残念だ。


こちらも同様に、女性の後ろ姿だけの絵が何十枚も描かれている。


3階には、横尾忠則の資料室があり、1960年代の革新的なポスターデザインや1970年代~1980年代を通じて数々のアルバムジャケットデザインも見る事が出来た。若かりし頃、ドキッとするようなポスターやジャケットにときめいた覚えがあり、懐かしかった。

横尾忠則現代美術館のすぐ前には、神戸文学館と神戸市立王子動物園が見える。


美術館を出ると、すぐ前の神戸市立王子動物園に入る事にした。


入り口から入るとすぐ目の前には、フラミンゴの群れがかたまっていて、白とピンクが目に鮮やかに飛び込んできた。


そして、その奥にはパンダ舎がある。現在、日本では、和歌山・アドベンチャーワールドと東京・上野動物園、そして神戸・王子動物園でしかパンダを見る事が出来ない。和歌山は、行くのにはちょっと遠いし、上野は人気がありすぎてゆっくり見られない。その点、神戸はほとんど待ち時間なしに、間近で見る事が出来るので超穴場なのだ。ハッキリ言って、本物のパンダを見るのは初めてだったので、それが目的で王子動物園に入ったようなものだ。ちょうど餌やりの時間になったとかで、パンダが屋内舎から出てきたところだ。


王子動物園にも、当初は2頭いたらしいが、オスのコウコウが死んでしまったので、現在は、メスのタンタン1頭だけだ。何とか、もう1頭増えるといいものだが。


一生懸命、笹を食べるタンタン。


こちらはコアラだが、お昼寝タイムなのか、まったく微動だりともしない。


レッサーパンダは、ちょこまかとせわしなげに動き回っている。


オスの象。キバがどうしたものか1本折れてしまっている。


動物園を出てから灘駅で食事をしてから、元町駅までJRで移動する。元町駅からは歩いてメリケンパークに向かう。神戸のシンボル、ポートタワーも見えてきた。


メリケンパークに来たのは、神戸海洋博物館とカワサキワールドに寄るためだ。


まずは、神戸海洋博物館の帆船の模型などを見て回る。




豪華客船の模型もある。


神戸海洋博物館のテラスからは、優雅な船旅を想わせる神戸メリケンパークオリエンタルホテルが見える。


そして、最後は神戸海洋博物館に併設されているカワサキワールドに入って行く。こちらは、子供や男性には特に興味を惹かれるものが数多く展示されている。

「神戸街歩き:後半」に続く。