とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017高畑山・倉岳山

2017-11-27 22:53:18 | 山登り
山梨県大月市の秀麗富嶽十二景と呼ばれる山々を登りだして八景まで登り終わった。これらは富士山を望む優れた景観がある場所として、 山梨県大月市が1992年に定めた12の山域である。昨日は、九景目に当たる高畑山・倉岳山を無事登り終えることが出来た。二つの山は、秀麗富嶽十二景の9番山頂にもなる。

早朝、家を出発して大月駅前まで行く。今回の山は、駅から駅を繋ぐルートだが、車で行く場合、駐車場がある駅は少ない。したがって、この辺りでは最も大きい大月駅前近くの有料駐車場に車を止める。車を置いて大月駅まで向かう。


大月駅から二つ先の鳥沢駅までの乗車券を買ってホームに向かう。ホームの目の前には、秀麗富嶽十二景の8番山頂となる岩殿山が見えている。岩殿山は、既に登ったことがある山だが、 平成29年8月7日の集中豪雨により山腹崩壊などが多数発生したため現在全コースが入山禁止となっているそうだ。


9:40。鳥沢駅を出発する。まずは、古い宿場の家並みのある甲州街道を東に歩く。しばらく歩くと民家の角に高畑山・倉岳山の道標があり、そこを曲がる。


その後も、しばらくは住宅地の細い路地を幾つも通り過ぎていく。このような路地は、分かりにくいものだが、ありがたい事に大月市の道標が曲がり角ごとに建てられているので、ほとんど迷うことなく進むことが出来た。10:14。柵がある登山口までやってきた。


10:22。小篠貯水池のほとりまで来ると車道も終わりだ。


峠道文化の森入り口からは、しばらく石がゴロゴロした歩きにくい道だ。


小篠沢の鉄橋を渡り、分岐を左側に進むと高畑山への登山道だ。


10:48。石仏前を通過する。


12:00。高畑山山頂にあっけなく到着する。左端には、雪を被った富士山が見えている。少し霞がかかって白っぽく見えるが、秀麗な富士をさっそく見ることが出来た。


高畑山は標高982mで、看板にも秀麗富嶽十二景の9番山頂であることが記されている。


12時を過ぎ、高畑山で昼食にしても良かったのだが、風が強く山頂もそれほど広くないので、倉岳山で昼食にすることにして先に進む。穴路峠までの下りは、紅葉がところどころでまだ見られ、目を楽しませてくれる。




見通しのいい場所からは、眼下に中央本線の鉄橋や中央高速道路が良く見える。また、大菩薩嶺に続く山並みも見えている。


12:42。掘割状の穴路峠に着く。


穴路峠からは、急な坂を登り返す。




13:07。倉岳山山頂990mに到着する。


倉岳山も、高畑山と同じ秀麗富嶽十二景の9番山頂である。ちょうど小学生と父兄の団体登山者が大勢いたが、しばらくすると下山していった。


登山者が少なくなって山頂が広くなったので、我々も昼食を始める事にした。寒い時期になってきたので、久々の鍋料理だ。


野菜や肉の出汁がいっぱい出たところで、締めは卵とじのうどんだ。


1時間以上も倉岳山山頂でのんびりしてから立野峠に向けて下山していく。落ち葉がたくさん積もった下山道は急で滑りやすい。


14:44。立野峠に到着する。立野峠からは、梁川駅方向に下山する。


峠からは、北側の暗いヒノキ林を抜けていく。14:59。水場に到着する。


水場からは、月屋根沢沿いの道を何度か岸を変えて下って行く。


15:46。倉岳山登山口に到着する。登山口には、入山者のカウンターが置かれていたので、一人一人カウンターを押して入山チェックをしていく。




その後は、舗装道路となり梁川駅に向かう。


16:01。梁川駅に到着する。日帰り登山としては、ちょうどいい時間となっていた。


梁川駅から大月駅まで電車で戻り、有料駐車場に置いてあった車で帰路についた。今回は、久々に土日とも好天に恵まれ、気持ちよい山行ができて良かった。これで、秀麗富嶽十二景も残り三景となった。

参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図