6:40。「五葉松荘」を出発する。玄関前には、五葉松が植えられ宿のシンボルとなっている。針葉がいっぱい出ているので写真では良く分からないが、一束ずつ葉を数えてみると確かに5本ずつ生えている。先端は柔らかく、普通の松と違い痛くない。
近くの空き地には、盆栽のように丸く選定された五葉松が何本も見られた。
7:27。四国別格二十霊場12番の延命寺に到着する。ここでも、御朱印を頂く。
9:05。工業地帯が見えてきた。大きな三本の煙突からは、水蒸気が上がっている。これらの煙突は大王製紙の伊予三島工場のものだという。静岡県でも富士のほうに行くと、製紙工場の大きな煙突が立ち並んでいるが、同じような感じなのだろう。
途中で、「JAうま」という名前があった。変わった名前だなあと思ったが、調べてみると、この辺りは昔、宇摩郡と呼ばれた地域だったそうだ。現在は、四国中央市となったため地名が消失してしまったが、JAにだけその地名が残っているらしい。
伊予三島の中心地、松山自動車道を抜け、三角寺への遍路道に入っていく。しばらくは舗装道路を上っていたが、ここから車では行けない歩き遍路のみの道になっていく。既に時間は、11:20となっていた。
緑の多い山の中に入っていく。
赤い花が咲いているのかと思ったら、赤い葉っぱだった。
やはり、車が通らない山道はホッとする。
11:54。65番札所三角寺(さんがくじ)の石段前に到着する。12時半くらいになるかと思っていたが、意外と早く着いた。
石段を上がりきると、山門だ。
巡拝を終え、石段を下りたところに、薄ピンクの花が満開となった木があった。シデコブシだろうか?
三角寺からは、徐々に下って行く。段々畑があちらこちらに広がっている。
畑の中で、一羽のツルが飛んでいた。あまり見たことがない種類で、何というツルなのだろうか。
道路の端に、大きな檻が建てられ、子猫がのんびり佇んでいた。勝手に出入りできるのだろうか?檻には「ミケル」という札がかかっていた。
山と山に囲まれた盆地内に、住宅が立ち並んでいる。
緑が一面に広がり、何とも言えない癒される風景だ。
14:02。四国別格二十霊場14番の椿堂に到着する。
昔、この地方に悪い熱病が流行していたころ、弘法大師が住民をこの庵に集めて手に持った杖を土にさして祈祷し、病を杖とともに土に封じ込めたという。その後、この杖より椿が芽を出し成長したことから、この庵を椿堂というようになったそうだ。
椿堂からは、ひたすら国道192号を進む。古いバスがあるなと思って見てみたら、お遍路バスと書いてあった。お遍路さん用に素泊まりができるよう改造してあるらしい。
15:20。境目トンネルに入る。
トンネルの中間くらいで、愛媛県と徳島県の境を越える。香川県に入る前に徳島県に戻ってしまったようだ。トンネルは、855mもあり結構長い。大型トラックはビュンビョン通って怖いし、騒音も大きくトンネル歩きは好きじゃない。
16:00。民宿「岡田」前を通過する。本当はここに泊まる予定だったが。満員で断られ別の民宿を紹介された。
民宿「岡田」の先にある郵便局前で、紹介された民宿「白地荘」のお迎えを待つ。「白地荘」は遍路道から外れ10キロ以上離れているので、明日もお迎えの場所まで送ってくれることになっている。
郵便局で接待を受け、15分くらい待っているとやっと迎えが来た。結局、民宿「白地荘」に着いたのは16:50となり、ほぼ当初の予定通りの時間となってしまった。さすがに今日歩いた距離は長く疲れた。今後はこれほど歩く日はなく、最後のヤマ場を越えたと言ってもいいだろう。
今日の歩行距離:34.6キロ(通算1000.0キロ)
明日の予定:69番札所まで
近くの空き地には、盆栽のように丸く選定された五葉松が何本も見られた。
7:27。四国別格二十霊場12番の延命寺に到着する。ここでも、御朱印を頂く。
9:05。工業地帯が見えてきた。大きな三本の煙突からは、水蒸気が上がっている。これらの煙突は大王製紙の伊予三島工場のものだという。静岡県でも富士のほうに行くと、製紙工場の大きな煙突が立ち並んでいるが、同じような感じなのだろう。
途中で、「JAうま」という名前があった。変わった名前だなあと思ったが、調べてみると、この辺りは昔、宇摩郡と呼ばれた地域だったそうだ。現在は、四国中央市となったため地名が消失してしまったが、JAにだけその地名が残っているらしい。
伊予三島の中心地、松山自動車道を抜け、三角寺への遍路道に入っていく。しばらくは舗装道路を上っていたが、ここから車では行けない歩き遍路のみの道になっていく。既に時間は、11:20となっていた。
緑の多い山の中に入っていく。
赤い花が咲いているのかと思ったら、赤い葉っぱだった。
やはり、車が通らない山道はホッとする。
11:54。65番札所三角寺(さんがくじ)の石段前に到着する。12時半くらいになるかと思っていたが、意外と早く着いた。
石段を上がりきると、山門だ。
巡拝を終え、石段を下りたところに、薄ピンクの花が満開となった木があった。シデコブシだろうか?
三角寺からは、徐々に下って行く。段々畑があちらこちらに広がっている。
畑の中で、一羽のツルが飛んでいた。あまり見たことがない種類で、何というツルなのだろうか。
道路の端に、大きな檻が建てられ、子猫がのんびり佇んでいた。勝手に出入りできるのだろうか?檻には「ミケル」という札がかかっていた。
山と山に囲まれた盆地内に、住宅が立ち並んでいる。
緑が一面に広がり、何とも言えない癒される風景だ。
14:02。四国別格二十霊場14番の椿堂に到着する。
昔、この地方に悪い熱病が流行していたころ、弘法大師が住民をこの庵に集めて手に持った杖を土にさして祈祷し、病を杖とともに土に封じ込めたという。その後、この杖より椿が芽を出し成長したことから、この庵を椿堂というようになったそうだ。
椿堂からは、ひたすら国道192号を進む。古いバスがあるなと思って見てみたら、お遍路バスと書いてあった。お遍路さん用に素泊まりができるよう改造してあるらしい。
15:20。境目トンネルに入る。
トンネルの中間くらいで、愛媛県と徳島県の境を越える。香川県に入る前に徳島県に戻ってしまったようだ。トンネルは、855mもあり結構長い。大型トラックはビュンビョン通って怖いし、騒音も大きくトンネル歩きは好きじゃない。
16:00。民宿「岡田」前を通過する。本当はここに泊まる予定だったが。満員で断られ別の民宿を紹介された。
民宿「岡田」の先にある郵便局前で、紹介された民宿「白地荘」のお迎えを待つ。「白地荘」は遍路道から外れ10キロ以上離れているので、明日もお迎えの場所まで送ってくれることになっている。
郵便局で接待を受け、15分くらい待っているとやっと迎えが来た。結局、民宿「白地荘」に着いたのは16:50となり、ほぼ当初の予定通りの時間となってしまった。さすがに今日歩いた距離は長く疲れた。今後はこれほど歩く日はなく、最後のヤマ場を越えたと言ってもいいだろう。
今日の歩行距離:34.6キロ(通算1000.0キロ)
明日の予定:69番札所まで