とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015四国八十八ヶ所巡り:番外編4-城下町大洲街並みぶらり散歩

2015-03-27 20:23:44 | お遍路
大洲の観光案内所で大洲街並みマップを貰い、お遍路の途中だがちょっと散策していく。

これは、臥龍山荘。ミシュランで一つ星を獲得した山荘庭園だという。中までは行かず、遠くから眺めただけ。


まちの駅「あさもや」から少し歩くと、おはなはん通りがある。


おはなはんは、昭和41年に放送されたNHK朝ドラだ。かなり古いドラマだが、記憶があるドラマだ。


主役の樫山文枝と高橋幸治の写真が飾られていた。




これは、何の変哲もない郵便ポストだが、ドラマ「東京ラブストーリー」でリカが別れの手紙を出したポストだという。誰か、そのシーンを知っているのだろうか?


思ひ出倉庫。古い土蔵を改装して造られた、昭和がテーマのスポット。


ポコペン横丁。「大洲まぼろし商店街2丁目」という昭和30年代の町並みが再現されている。交番、床屋、薬局、雑貨屋などが並んでいる。ホーロー看板が、どれも懐かしい。






赤煉瓦館。明治時代の銀行だった建物だ。




別館では、懐かしい映画ポスターが展示されている。入り口では、オードリー・ヘップバーンが迎えてくれた。


懐かしい映画ポスター満載で嬉しくなってしまう。




ビビアン・リーもいた。


チャップリンのポスターも貴重だ。


二階には、「花子とアン」のポスターも…。


二階は、「赤毛のアン」をテーマにした展示館だ。






赤煉瓦館の煉瓦には、子供の手型が付いているとか。


これが、どうやら手のあとらしい。


次に向かったのが、お殿様公園にある大洲藩主加藤家住居だ。


何故ここに行ったかというと、実はここで「男はつらいよ 第19話」のロケが行われたと地図に書いてあったからだ。寅さんをはじめ、キャストの人たちの写真が飾られていて得した気分だった。もう一度DVDを見てみることにしよう。




そして、最後に大洲城を見に行く。


大洲城は、2004年に市民の寄付等により復元されたそうだ。4層4階の天守閣が素晴らしい。




大洲城のサクラの開花も、まだだった。満開になれば、賑わいそうな場所だ。


ひとしきり、大洲の町並み散歩を終え、遍路道に戻った。

2015四国八十八ヶ所巡り:西予市宇和町~内子町

2015-03-27 19:05:24 | お遍路
7時30分。「宇和パークホテル」を出発する。いよいよ今日が第1ステージ最後の遍路となる。


しばらくは、車の往来が多い国道56号線沿いに進む。


9時03分。国道の鳥坂トンネルと遍路道の分岐に来る。トンネル経由だと25分。遍路道経由だと60分とあるが、騒音が大きく排ガスも多いトンネル歩きより、迷わず遠回りの遍路道を選択する。


鳥坂番所跡から、山道に入っていく。




車が通らない山の遍路道のほうがずっといい。


9時34分。鳥坂峠を越える。


しばらく進むと、日天社に着く。お日様、お月様を神様として祀っている神社だ。ご神体は、円形の石で梵字が刻まれている。




9時55分。トンネル出口に到着する。やはり1時間近くかかった。


そして、しばらく進むと大洲町に入る。


11時40分。大洲まちの駅「あさもや」に到着する。レストランがあったので、ここで日替わりランチを頼む。その後、ランチとは別に、お接待としてコーヒーとフルーツをご馳走になる。こういった所でも、お接待の文化が根付いているのが嬉しい。


さて、この大洲の町は、城下町の町として街並みをぶらりと散策できる。いろいろ見所がありそうなので、ここでも寄り道をして街並み散歩をしていくことにした(詳細は、番外編4で)。

13時10分。大洲街並み散歩を終え先へと進む。大洲城ともサヨナラだ。


14時04分。番外札所「十夜ヶ橋」に到着する。


この先にある橋は、弘法大師が行脚のおり、日が暮れてしまい、泊まるところもなく空腹のまま小川に架けた土橋の下で野宿をした場所だという。その折、一夜限りとはいえ夜明けまでの時間が十夜の長さに感じられ「行きなやむ 浮世の人を渡さずば 一夜も十夜の橋と思ほゆ」と詠ったことから十夜ヶ橋と名がついたといわれている。この事から、橋を渡る場合は、杖を突いてはいけないと言われている所以である。




15時31分。内子町に入る。


15時42分、再び里山の遍路道に入る。


里山から市街地に入ると宿はもうすぐだったが、宿のすぐ近くに「内子座」という歌舞伎小屋があった。宿が近くとはいえ16時半までで見学終了となっていたので、先に中を見学していく(これも詳細は番外編5で)。

16時半。やっと「松乃屋旅館」に到着する。第1ステージ最後の宿となり、高級そうな和風旅館で、最後の宿としてはふさわしいかもしれない。夕食も食べきれないくらいいろんな料理が出て大満足。今日は、しっかりくつろぐぞ!

今日の歩行距離:30.6キロ(通算727.0キロ)
明日の予定:第1ステージ終了 自宅へ。