とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015四国八十八ヶ所巡り:足摺岬~土佐清水市大津

2015-03-21 19:19:18 | お遍路
6時25分。民宿の部屋から外を眺める。雨は降りそうもないが、雲が多く晴れ間が見られなかった。


7時15分。民宿「福田屋」を出発し、10分ほど歩くと「夕日ヶ崎」に到着する。この場所からは、気象条件によりダルマ夕日を見ることが出来るそうだ。もちろん朝だから夕日が見えるはずもない。




松尾から遍路道には入らず、県道を進む。遍路道のほうが短いのだが、県道からの景色が素晴らしいという話を聞き、回り道にはなるがあえて県道を選択した。しばらく進むと、赤茶けた岸壁の海岸線が見えてきた。


民家など何もない道端で、野生?の鶏を見かける。


半島の突端辺りに、臼婆園地があり、そこの臼婆くろしお展望台まで登ってみる。展望台からは、臼婆の岬と灯台が見える。


眼下には竜王宮神社が眺望できる。


そして、反対側には足摺岬が眺望できる。


中の浜の集落に着くと、ジョン万次郎こと「中濱万次郎」の記念碑があった。


その先には、中濱万次郎の生家(復元)があり見学していく。


中は、無料で見学できる。地元では、「ジョン万次郎」の生涯を大河ドラマにしようという運動が始まっているらしい。




11時30分。海の駅「あしずり」に到着する。ここには、「ジョン万次郎資料館」があったが、今日は歩く距離が長いので中には入らず、公園の中にある万次郎少年像と仲間の群像の前で弁当を食べる。


12時に、公園を出発して30分ほど歩くと松崎海岸だ。ここの見どころは、化石連痕と呼ばれる独特の岩の海岸と、沖合いに浮かぶ双子の島である。


14時。民宿「とさや」前を通過する。今日の宿はここなのだが、当初予約した宿がもっと先の民宿で、宿の都合で「とさや」に泊まることになる(経営者が同じ)。自分としては、歩きにこだわりたいので、歩いたところまで送迎してくれるということでさらに先に進んだ。


14時09分。足摺海洋館前を通過。


菜の花の中を進む。




菜の花畑の先には、足摺海底館があり、見学したいという気持ちもあったが明日の為に距離を稼ぎたいという思いが強く、ここも通りすぎる。


15時37分。歯朶ノ浦トンネルを出たところで民宿の人に電話をして迎えに来てもらう。


16時に民宿「とさや」に到着し、泊まることになった。明日は、6キロ先の歯朶ノ浦トンネルまで送ってもらい再び歩き出すことになる。

余談ではあるが、このところマメはできていない。足が慣れたこともあるのだろうが、当初靴の先端部分の紐をきつく締めすぎていたのが原因のようだ。遍路の場合、靴のサイズは、足の大きさより1~2センチ大きいほうがいいと言われている。少し大きめの靴で紐を締め過ぎないことがマメを作らないコツだ。また、靴下も2枚重ねは良くなく、薄手の靴下で靴の内部に熱がこもらないようにしたほうがいいようだ。これらの事は、すべて自分の経験で学ぶことができた。

今日の歩行距離:30.8キロ(通算558.8キロ)
明日の予定:38番札所手前15キロくらいまで(宿毛市)。