とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

DQNネームをつけられた子供が可哀相

2012-02-24 23:57:06 | 呟き
最近週刊誌を読んでいたら、変な名前をつけられた子供が増えているとのことだった。そのなかでも、特に変な名前を「DQNネーム」と呼ぶそうだ。

「DQN」とは、インターネットスラングで非常識な人物を指す蔑称としての「ドキュン」という言葉をアルファベットで表した言葉だ。最近、子供の名前に暴走族のような当て字や漫画・アニメ・ゲームなど架空のキャラクターからとった当て字にする例が多い。それらは、読みづらかったり、常識的に考えがたい名前だったりする。こういった名前を、「DQNネーム」というのである。

親が、自分の子供にしてあげられる最初の行為が名前をつけることだ。もちろん、これらは親の思いが精一杯こめられた名前であるはずである。だが、実際にはその由来をしっかり答えられないような名前が増えているとしか思えない。ただ、可愛い響きや可愛い漢字を当てただけとか、好きなアニメのキャラクターをそのまま付けたなんて名前もあるようだ。

DQNな名前の例として、ラッキー星(らっきーすたー)、光宙(ぴかちゅう)、樹茶(きてぃちゃん)なんていうのもあるそうだ。このあたりの名前を見てしまうと、もう呆れてモノもいえないくらいだ。こういう名前をつけられた子供への悪影響がいろいろ問題とされている。まず、名前であるという事を他人に理解してもらうための余分な労力がかかってしまう。また、笑いの種になって、いじめられ心にキズを負うこともある。また、名前だけでその人の人格や能力に偏見をもたれてしまうこともある。男女の区別がつかない名前も多い。

子供が小さい頃は、可愛らしく思えても、大人になったとき本人がその名前に満足できているかもわからない。実際、親から変な名前をつけられ、本人が改名に至ったケースもかなりあるらしい。世間の若い親たちには、子供の将来も考えて、大人になっても違和感なく、親の思いが子にも伝わるような名前をつけて欲しいと思うばかりだ。