「ママと一緒じゃなきゃ、やなのー」
「座らないのー」
「わかってる!わかってるってばー」
先日、定期メンテナンスのために歯科受診をした時、おとなりの部屋から聞こえてきた男の子の声です
むー、確かに歯医者さんは大人にとってもちょっぴりドキドキ・・・の場所ですよね。ましてや子供にとって、楽しいところには成り得ないでしょう。
でもね、それでもなお、私は、この男の子のこの3つの言葉から、この子の欠点を痛感したんです。
この子のお母さんは、どうも聞こえてくる話から想像すると、彼の妹を抱っこしているらしい だから、ママと一緒に座る、というようなことは不可能なのですね。ところが、この子は終始、ママと一緒に座る!を言い続けます。
ドクターと衛生士さんは、何度も「一人でがんばってお座りをしよう そしたら、ママにずっと手をつないでいてもらおうね」と声をかけているのです。でも、ぜんぜん一人で座ろうともせず、「ママと一緒・・・」を連呼
この子の欠点はね、話を聞かないこと、なんです
もちろん、一度「こわい!」のような気持ちが芽生えてしまうと、聞く耳を持たなくなる、という状況に陥るのはわかります。要するに、パニック状態、ですね。でもね、この子は、決して怖さのためにパニックになっている、わけではなかったのです。
話を聞けなければ、話を聞く耳を持たなければ、もちろん理解が出来ないということでしす、理解できないことには、それに対して答えることができない、ということなんですね。こんなふうに説明をすれば、いかに「聞く」という行為が、とても基本的な力、「人間力」だと思いませんか?
「座らないのー」
「わかってる!わかってるってばー」
先日、定期メンテナンスのために歯科受診をした時、おとなりの部屋から聞こえてきた男の子の声です
むー、確かに歯医者さんは大人にとってもちょっぴりドキドキ・・・の場所ですよね。ましてや子供にとって、楽しいところには成り得ないでしょう。
でもね、それでもなお、私は、この男の子のこの3つの言葉から、この子の欠点を痛感したんです。
この子のお母さんは、どうも聞こえてくる話から想像すると、彼の妹を抱っこしているらしい だから、ママと一緒に座る、というようなことは不可能なのですね。ところが、この子は終始、ママと一緒に座る!を言い続けます。
ドクターと衛生士さんは、何度も「一人でがんばってお座りをしよう そしたら、ママにずっと手をつないでいてもらおうね」と声をかけているのです。でも、ぜんぜん一人で座ろうともせず、「ママと一緒・・・」を連呼
この子の欠点はね、話を聞かないこと、なんです
もちろん、一度「こわい!」のような気持ちが芽生えてしまうと、聞く耳を持たなくなる、という状況に陥るのはわかります。要するに、パニック状態、ですね。でもね、この子は、決して怖さのためにパニックになっている、わけではなかったのです。
話を聞けなければ、話を聞く耳を持たなければ、もちろん理解が出来ないということでしす、理解できないことには、それに対して答えることができない、ということなんですね。こんなふうに説明をすれば、いかに「聞く」という行為が、とても基本的な力、「人間力」だと思いませんか?