いよいよメト・オケ・コンの日がやって来ましたね!
先日、ある奏者の若い男性がその日の公演の会場に向かうため、はじめて東京の地下鉄の一人乗車に果敢に挑戦しました。
車両内に入り、”うん、正しい路線にのったようだ、、これで安心、、。”とほっと一息ついてまわりを見回すと、
なぜか車内中の人の視線が彼に集中しているような気がします。
”この視線はなんだろう、、?自分が日本人でないからだろうか、、?”と狼狽しつつその場で身をすくめていると、
やがて、むこうの車両から車掌がすごい勢いで走って来るのが見えるではありませんか?!
まさかこのままトーキョーで逮捕されてしまうのか、、?!楽器を握りしめ、恐れおののく彼!!!
すると、車掌さんが一言。
”お客様、申し訳ありませんが、ここはピンク・カー(女性専用車両)ですので移動をお願いできますでしょうか。”
、、、、。ほんっと大変ですよね。異国での生活は。
でもそんな彼らも今日の演奏会ではホーム同様に気合の入った内容にしてくれると信じて!
(写真は日本公演記者会見時のもので、左からヨン様、はこふ、、いえ、ポプラフスカヤ、ゲルブ支配人、ルイージ、クヴィエーチェン、べチャワ、フリットリ、ホロストフスキー、グバノーワ、パペ。)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団特別コンサート
6月14日(木) 19:00 サントリーホール
指揮:ファビオ・ルイージ
ソリスト: ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)、バルバラ・フリットリ(ソプラノ)、ピョートル・ベチャワ(テノール)、マリウシュ・クヴィエチェン(バリトン)
エディタ・クルチャク(メゾ・ソプラノ)
曲目:
ベッリーニ 歌劇『ノルマ』より序曲
ベッリーニ 歌劇『清教徒』より ”おお、永遠に君を失った”(クヴィエチェン)
ベッリーニ 歌劇『清教徒』より ”優しい声が私を呼んでいる~さあ、いらっしゃい愛しい人よ”(ダムラウ)
R.シュトラウス 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』
ヴェルディ 歌劇『運命の力』序曲
ヴェルディ 歌劇『イル・トロヴァトーレ』より”穏やかな夜”(フリットリ / クルチャク)
ヴェルディ 歌劇『仮面舞踏会』より”永遠に君を失えば”(ベチャワ)
R.シュトラウス 交響詩『ドン・ファン』Op.20
アンコール:
プッチーニ 歌劇『マノン・レスコー』より間奏曲
The MET ORCHESTRA Special Concert
Conductor: Fabio Luisi
Diana Damrau (Soprano), Barbara Frittoli (Soprano), Piotr Beczala (Tenor), Mariusz Kwiecien (Baritone)
V. Bellini: Overture to Norma
V. Bellini: "Ah, per sempre... Bel sogno beato" from I Puritani (Kwiecien)
V. Bellini: "Qui la voce...Vien, diletto" from I Puritani (Damrau)
R. Strauss: Till Eulenspiegels lustige Streiche, Op. 28
G. Verdi: Overture to La Forza del Destino
G. Verdi: "Tacea notte placida...Di tale amor" from Il Trovatore (Frittoli)
G. Verdi: "Forse la soglia attinse...Ma se m'è forza perderti" from Un Ballo in Maschera (Beczala)
R. Strauss: Don Juan, Op. 20
encore
G. Puccini: Intermezzo from Manon Lescaut
Suntory Hall, Tokyo
*** メトロポリタン歌劇場管弦楽団特別コンサート (2011年日本公演) The MET ORCHESTRA Special Concert (Japan Tour 2011) ***
先日、ある奏者の若い男性がその日の公演の会場に向かうため、はじめて東京の地下鉄の一人乗車に果敢に挑戦しました。
車両内に入り、”うん、正しい路線にのったようだ、、これで安心、、。”とほっと一息ついてまわりを見回すと、
なぜか車内中の人の視線が彼に集中しているような気がします。
”この視線はなんだろう、、?自分が日本人でないからだろうか、、?”と狼狽しつつその場で身をすくめていると、
やがて、むこうの車両から車掌がすごい勢いで走って来るのが見えるではありませんか?!
まさかこのままトーキョーで逮捕されてしまうのか、、?!楽器を握りしめ、恐れおののく彼!!!
すると、車掌さんが一言。
”お客様、申し訳ありませんが、ここはピンク・カー(女性専用車両)ですので移動をお願いできますでしょうか。”
、、、、。ほんっと大変ですよね。異国での生活は。
でもそんな彼らも今日の演奏会ではホーム同様に気合の入った内容にしてくれると信じて!
(写真は日本公演記者会見時のもので、左からヨン様、はこふ、、いえ、ポプラフスカヤ、ゲルブ支配人、ルイージ、クヴィエーチェン、べチャワ、フリットリ、ホロストフスキー、グバノーワ、パペ。)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団特別コンサート
6月14日(木) 19:00 サントリーホール
指揮:ファビオ・ルイージ
ソリスト: ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)、バルバラ・フリットリ(ソプラノ)、ピョートル・ベチャワ(テノール)、マリウシュ・クヴィエチェン(バリトン)
エディタ・クルチャク(メゾ・ソプラノ)
曲目:
ベッリーニ 歌劇『ノルマ』より序曲
ベッリーニ 歌劇『清教徒』より ”おお、永遠に君を失った”(クヴィエチェン)
ベッリーニ 歌劇『清教徒』より ”優しい声が私を呼んでいる~さあ、いらっしゃい愛しい人よ”(ダムラウ)
R.シュトラウス 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』
ヴェルディ 歌劇『運命の力』序曲
ヴェルディ 歌劇『イル・トロヴァトーレ』より”穏やかな夜”(フリットリ / クルチャク)
ヴェルディ 歌劇『仮面舞踏会』より”永遠に君を失えば”(ベチャワ)
R.シュトラウス 交響詩『ドン・ファン』Op.20
アンコール:
プッチーニ 歌劇『マノン・レスコー』より間奏曲
The MET ORCHESTRA Special Concert
Conductor: Fabio Luisi
Diana Damrau (Soprano), Barbara Frittoli (Soprano), Piotr Beczala (Tenor), Mariusz Kwiecien (Baritone)
V. Bellini: Overture to Norma
V. Bellini: "Ah, per sempre... Bel sogno beato" from I Puritani (Kwiecien)
V. Bellini: "Qui la voce...Vien, diletto" from I Puritani (Damrau)
R. Strauss: Till Eulenspiegels lustige Streiche, Op. 28
G. Verdi: Overture to La Forza del Destino
G. Verdi: "Tacea notte placida...Di tale amor" from Il Trovatore (Frittoli)
G. Verdi: "Forse la soglia attinse...Ma se m'è forza perderti" from Un Ballo in Maschera (Beczala)
R. Strauss: Don Juan, Op. 20
encore
G. Puccini: Intermezzo from Manon Lescaut
Suntory Hall, Tokyo
*** メトロポリタン歌劇場管弦楽団特別コンサート (2011年日本公演) The MET ORCHESTRA Special Concert (Japan Tour 2011) ***
>しかし、ふと気づけば、コンサートには一つもコメントがないですね。
で、一番乗りしてみましたぞ(笑)!
3演目聞いて、Metオケの素晴らしさには
本当にうっとりしました。NYに住もうかなw。たとえば「ルチア」をこの演奏で、ダムラウ、デッセイ、ネトレプコで聞けるとしたら・・・。って、Madokakip殿が日頃なさっておることじゃなw。
今回の来日公演、わしの唯一の失敗はオケ・コンサートに行かなかったことかも・・・。「ネトレプコだから、パスしよう(嫌いなのではありません。今年はオペラが多いし、また次の機会があるかな、と・・・)」と思っていたら、いつの間にかフリットリとダムラウが!うーむ、一生の不覚じゃった!
彼女のファンが安価で放出するのを待ってたのですが甘かった。3万円の席なら買えたのですが、それだけ出すならルチアを見ようとパス。
2chにレポが載っていて、後悔するもあとの祭り。ダムラウが清教徒を歌うのをじっと待つことにします。
でも、私の最大の失敗は9日のルチアに行かなかったことです。ちゃんと3人のエドガルドを見届けたかった!
オーケストラのコンサートに行きました。最初生きたいと思ったときはチケット完売であきらめていましたが、9日の[ルチア」の会場で戻りチケットが売られていてゲットしました。
どなたも熱演で感激しましたが、特にダムラウの「清教徒」とオケのシュトラウスの2曲が良かったです。清教徒は是非ダムラウのオペラの実演を聞きたい!と欲が沸いてきます。シュトラウスの曲はいままであまり聞いたことがなかったのですが、生き生きとして場面が浮かびあがってくるような臨場感でした。
ほかに「ルチア」と「ドン・カルロ」に行きましたが、どちらも観てほんとうによかったと思いました。
ヴィラソンの復活振りを目にしたのは嬉しいことでした。こんな日本であんなにがんばってくれて感謝です。彼だけではなくMETの公演全体にパワーをもらった気がします。余談ですが新国立劇場の「コシファントッテ」にも感心して、日本でこんな公演ができるんだ、と嬉しくなりました。オペラに元気をもらった6月でした。
ウィーンのファンの方、ごめんなさいね。でも、お蔭でこちらは良いもの聴けました。
http://happawien.jugem.jp/?eid=972
おお!ありがとうございます!!!またしても涙、、、
>Metオケの素晴らしさには本当にうっとりしました
それが今回の公演でも、他のオケに比べて彼ら独自の音色がないなんて言っている人がいますからね、、、本当にびっくりしてしまいます。
>NYに住もうかなw
もうぜひいらして下され!!!!
となぜか、私まで興奮して素人耳さんみたいな言葉遣いになってしまいましたではないですか!
ご一緒に『ルチア』をダムラウ、デッセイ、ネトレプコで聴き比べましょう!!!
>今回の来日公演、わしの唯一の失敗はオケ・コンサートに行かなかったことかも・・・
他の全幕公演に比べ、コンサートへのコメントが非常に少ないところを見ると、
素人耳さんのような失敗をなさった方が多々いらっしゃるように見受けますので元気をお出しくださいませね。
残念ながら、今のところはしばらくなさそうですね。
ネトレプコが歌った数年前の公演がHDになってますし、ゲルブ支配人的にはあまり力が入らない演目かも、、。
支配人の交代に期待しましょう(笑)
とりあえず、今囁かれているダムラウの登場予定の演目(メト)は、
2011-12年 『セヴィリヤの理髪師』と『愛の妙薬』(この二つは正式に発表されてます。)
2012-13年 『リゴレット』(新演出)と『椿姫』(赤いヒールの)
2013-14年 『夢遊病の女』(デセイが歌ったジンマーマンの演出。この演出とダムラウは意外と合うかも、、という気もします。)
2016-17 年 『アルミーダ』(ルネ様の我儘で出来たプロダクションをあのままお釈迦にするのはさすがに金の無駄遣い、、、ということでダムラウがそれを救う!)
本当にこの酉年生まれの多さはどうでしょう!!!???
酉年生まれの人間には、オペラにのめり込んでしまうという非常に危険な遺伝子が組み込まれているのかもしれない、、と思えて来ました。
コンサートに行かれた方、実はもうちょっといらっしゃるのではないかな、と思うのですが、
コメントの数が思いの外少なく、こうして頂いたYKOさんのご感想は大変貴重です!!
本当にありがとうございます。
>清教徒は是非ダムラウのオペラの実演を聞きたい!
チャッピーさんへのお返事で書きました通り、
メトでは『清教徒』の予定は今のところないみたいです、、。
ただ、今年の一月にジュネーヴで歌っているのですね。
http://theoperacritic.com/reviewsa.php?schedid=gvapurita0111
ドラマ性の高いベル・カント・ロールにも意欲的に取り組んでいるように見受ける彼女ですので、
これから『清教徒』を他の劇場でどんどん歌うようになる可能性もあるかもしれませんね。
オケの演奏、『ドン・フアン』は日本に行く直前にカーネギー・ホールでも披露しているのであまり心配してませんでしたが、
ティルの方はリハーサルも極端に少なかったみたいなので、どうなることやら、、と思っていたのですけれど、
YKOさんを含め、複数の方から良い演奏だったという感想を伺って、
“そのティルはいつNYのファンに聴かせてくれるわけ?”と早くもルイージに詰め寄りたい気持ちになっております。
一旦、損害を受ける側に立つと、その損害はわかりやすく、失望は大きい、、
そういうものですね。
>2012-13年 『リゴレット』(新演出)と『椿姫』(赤いヒールの)
>2016-17 年 『アルミーダ』
2013年に椿姫を歌って言ってたの、あれはMETだったのですか!ヴィオレッタには相当思い入れがあるようですよ。ひろとさんのブログのインタビュー貼りますね。
http://blogs.yahoo.co.jp/klahiroto/50161335.html
アルミーダも実現すれば楽しみです。ダムラウのルチアを聴いていて、「ああ、この技術がフレミング女王にあったなら」、「METの女王
のタイトルからMETが取れただろうに」と思いました。
オペラの女王と呼ばれるには、イタリア物の弱さは致命的なんですよね。それでも好きだけど@フレミング
彼女はこれまでメトでは、いつもある演目の二番手、三番手、みたいな感じがあって、
なかなかプレミエとかHDなどの大きな場を任されることが少なくて、
(『ルチア』はデッセイの後、『連隊の娘』もデッセイの後、
『セヴィリヤ』はプレミエだったがHDはディドナートに持っていかれた)
将来のシーズンの『椿姫』もポプラフスカヤの後、『アルミーダ』もフレミングの後、
『夢遊病の女』もデッセイの後、というあたりにその名残を感じますが、
今シーズンの『オリー』を成功させましたし、『リゴレット』の新演出のジルダが控えていますから、
これからの数年は彼女にとって(少なくともメトでは)キャリアのうちで最も大事な時期になるんじゃないかなと思います。
今回の日本公演での彼女の大活躍はメトにもすごく強い印象を残したと思います。
これからの活躍が楽しみですね。
実は私も、酉……。
絶対そうだと思います。酉年生まれは派手好きな性格だというので、それとも関係してるんじゃないでしょうか。
オペラ会場でアンケートをとったら、12分の1じゃなくて半分ぐらい酉年だったりして…。
いやー、これは、少なくともこのブログではもはや1/12なんてものじゃないですよね!
それか、もしお読みになっている方の干支の比率は実際1/12に近いとすると、
酉はコメント好き、おしゃべり好き、ということになるかと、、
酉が派手好きというのは知りませんでしたが、間違いなく主張好きというのはあるのかもしれませんね(笑)