ＷＢＣをふりかえり思うこと

日本の優勝で幕を閉じたＷＢＣ。

高校時代、甲子園を目指す球児であった私は、
試合の行方に一喜一憂しながら落ち着かない
日々を送っていました。

大会中、不振が続いていたイチロー選手を最後
まで起用し続けた原監督。

期待にこたえ最後の最後に優勝を決める安打を
放ったイチロー選手。

大会後に「足を引っ張っているときは他チームの
ユニフォームを着ているようだった。最後にやっと
日本のユニフォームを着ることができました」と笑
顔ながらに語っている姿が印象的でした。

同時に、不振の大選手を支えるチームメイトの存在
も忘れてはならないと思いました。選手たちは、ユニ
フォームをひざまで引き上げるイチロー選手のスタイ
ルを自らも真似ることで、言葉で伝えられないエール
を送り続けたといいます。

一人の選手が言い出し、それがチーム全体へと広が
りました。

どんな大選手でも１人で野球はできません。

優勝もうれしかったのですが、普段は別々のチームの
選手が、ひとつの目標に向かい連帯する姿に心を打た
れました。選手の皆さん、ありがとう。

さて、来週は野球部時代の親友の結婚式です。
当時のチームメイトが久しぶりに集まります。スポーツを
通じて培われた絆の大切さを改めて実感しています。