議員の口利き防止や倫理確立に寄与してきた政治倫理条例。
今この条例が、変えられようとしています。詳しくはコチラを!
その主な内容は、2つ。
1.口利きなどの疑惑の調査を求めるために必要な署名数を、有権者の200分の1⇒50分の1に。
署名数でいうと、2900人分⇒1万1700人分と4倍集めなければならないような仕組みに。
2.集める期間も「30日以内」と限定。
つまりは、審査請求のためのハードルを上げ、請求しにくくなることがその中身です。
過去に3度、政治倫理条例に基づく請求が市民から寄せられました。
いずれも、疑惑の解明に条例が寄与し、「辞職勧告」など倫理違反を行った議員に厳しい対応を求めてきました。
現在の請求条件(署名数)で、請求が乱発されたこともありません。濫用されたこともありません。
熊本市ホームページには、条例改定について「熊本市議会では、熊本市政治倫理条例の制定から22年が経過していることから、政令市移行を機に、その規定内容を条例としてふさわしい内容にするため、規定の整備を進めています」と記載。
条例制定から22年がたとうが、政令市に移行しようが、変えなければならない理由がないのに、条例をいじる必要はない!というのが私の考えです。
審査を受ける側の議員から、市民が審査請求しにくくする条例改定を提案することを、みなさんはどう思われますか?
条例改定のパブリックコメントが始まっています。詳しくはコチラ。
意見を表明できる大切な機会です。
ぜひ、みなさんの意見を送っていただければと思います。
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