今日は1947年に憲法が施行されて63回目の憲法記念日。
学生の頃、憲法について書かれていた本を読み、その中に、
「憲法は国民を縛るものではなく、国家を縛るもの」との言葉がありました。
「はて、中学校の先生はこんなこと教えてくれたっけ?」と、感じたことを思い出します。
改めて憲法を読みますと、そこには国が果たすべき国民への責務がしっかり明記されています。
25条は生存権…しかし、熊本市ではいまだに5000世帯が
保険証を持たない無保険状態で、医者にかかることができない人も少なくない。
経済苦を原因とした自殺も近年増加しています。
27条は勤労権…「働きたくても働く場所がない」非正規雇用のひろがりは
国が大企業利潤を支援する立場で、ハケンや期間工への置き換えを推進してきた
ことでますます進みました。
将来に展望が持てないとの悩みは、若者の責任でしょうか?
いまの社会やみなさんの生活は憲法に則したものになってますか?
もし憲法に見合っていない現状があるのならば、
それは国が間違っているのであり、
やはり声をあげて変えさせる必要があると私は思うのです。
そんな思いをもちながら、今日も毎年恒例の共産党の街頭宣伝を行いました。
(参議院の熊本選挙区予定候補のあだち安人さん、県議予定候補の松岡とおるさん、
熊本市議団で辛島公園からの訴えを行いました)