たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

東京・目黒区に行く③ 目黒不動尊から東京都立林試の森公園へ

2015-12-05 20:09:19 | 社会見学

目黒区に行った事を書いています。
前回は目黒不動尊まで行きました。その後、
近くにある「東京都立林試の森公園」に足を伸ばしました。
今回の目黒行きで初めて知った都立公園です。

林試の森公園正門前に「石古坂」という木製の標識が立っていました。
坂とありますが、それほど意識する坂でもありませんでした。
帰ってネットで検索してみました。
下目黒三丁目と品川区小山台一丁目の境になる坂で、
石ころの多い坂だったので「石古坂(いしこざか)」と、
言われるようになったらしいです。
私たちは品川区と目黒区の境を歩いているわけです。



「東京都立林試の森公園」に着きました。
目黒区と品川区にまたがる大きな公園のようです。



以下、案内書によります。
東京都立林試の森公園は、明治33年(1900年)6月、
農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」としてスタートしたのが始まりで、
その後「林業試験場」に名称を変更、林野庁の付属となり昭和53年まで使用されていた。



筑波研究学園都市に移転した跡地を整備し、
平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として開園された。
広さは東西に700m、南北に250mと細長く、
外周路を回るには45分かかると記されていました。



特徴は国内外の珍しい木はもちろん、
天然記念物にされているものもあります。
海外産樹木が多く見ることができるということです。
マップの一覧を参照くだあい。



園内には巨木が多く薄暗いくらいです。
よく整備されていて、遊歩道や広場もあって、
新緑のころに訪れたら素晴らしい森林浴にもなるでしょう。



「徘徊高齢者」には枯葉を踏んで歩く方が似合う感じでした。
一株からスズカケの鈴懸けの巨木が3本生えている樹もありました。









帰りは同じ道を戻り、雅叙園、お七の井戸のところで、
急坂の行人坂を登るのはしんどいという事で、
少しゆるい左の迂回道を通って、権之助坂に出ました。
権之助坂には、飲食店やおしゃれな店が並び、
人通りも多く繁華街の路でした。

目黒区には柿の木坂、碑文谷、自由が丘、祐天寺、三田、青葉台など、
今風に言えば「上級格差」のお方が住んでいる街が多いことで知られています。
「たにしの爺」これまでも目黒には縁がなかったし、今後もなさそうです。
 これで目黒徘徊レポートは終了です。
お付き合いありがとうございました。

2 コメント

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ありがとうございました。 (屋根裏人のワイコマです)
2015-12-06 08:48:37
素晴しいレポートでした。目黒区の観光情報に
推挙しておきましょう、林試の森公園・・これは
チェックしておかねば・・我が家の山にもコウヤマキが
二本か三本あり、祖父は何か困ったことがあれば
このコウヤマキを売ればいいから・・と言ってましたが
今になれば、お金にもなりません。その昔は
コウヤマキが水に強い材木なので船舶の
材料の殆どがコウヤマキだった時代です
アレから半世紀で世の中大きく変わってしまいました
でもこのような森は、変わることなく生きています
いつまでも大切に生き残って欲しい・・
素晴しい目黒のお散歩情報に感動しました
ありがとうございました。
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高野槙 (管理人の爺)
2015-12-06 10:29:52
ワイコマ様。
過分な評価恥ずかしい限りです。

コウヤマキは出自の実家の庭にも巨木がありまして、
秋篠宮家の悠仁親王のお印になったときは喜んでいましたが、
毎年の植木屋さんの手入れ費用が大変だと、
言っています。
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