ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

サロモン3足、まとめ買い

2010-06-08 | ルーマニア・わたしの日常

 
あ~、またやってしまいました、運動靴3足、まとめ買い。今回は山用品の専門店サロモンから。昨年のいろいろ3足先月のアディダスに引き続き。

本当は新しいトレイルラン・シューズが欲しくて、サロモンショップを訪ねたのです。トレイル用品といえばサロモン、値段は張るけれどいいものが揃っています。
 
今使っているトレイル・シューズは、1年前フランスで買ってきたもの。そのときはまだルーマニアにはあまりたくさんのランニング用の種類がなく、フランスでちょうど気に入ったのが見つかったのです。そのシューズを履いてレースはまだ4戦だけ。が、アスファルトの上を走る普通のランニングとは違い、トレイルシューズはすでにボロボロ。
 
サロモンショップでいいのがありました、でもさすがのお値段、480レイほどします。そこでふと見つけたのが「お買い得商品コーナー」。普段、定価でものを買う習慣がほとんどないワタクシ、マドモワゼル、「ofertă」に目が留まりました。

「ここにあるのは現品限り、サイズもあるだけ。」と言われたけれど、わたしのサイズ37~38がいっぱい。選ぶのに迷うほど。でもトレイル・ウォーキングのシューズばかり。
 
よく考えてみるとわたしのトレイル・ランなんてトレイル・ウォークのようなもの。少し急なのぼりで歩くし、足場の悪いところも歩き、石がごろごろしているくだりももちろん歩きます。だったらウォーキングシューズで十分かな。
 
結局、ウォーキングシューズを3足、それにウィンドプルーフのジャケット(これもお買い得品)を選んで、1足分のトレイルラン・シューズの定価よりも押さえられました。黒のウォーキングシューズは軽量でランにも使えそう。
 


まとめ買いの大きな味方、サロモン提供のバウチャー(金券)300レイ。これ、先のエコマラソン年代別優勝でゲットしたもの。お買い得品にも使えるので大助かり。財布から出て行った現金と、ゲットできた品々を天秤にかけて大満足のお買物でした♪♪

ブカレストのサロモンショップ:
Shop Salomon
Str.Blanari Nr.10, Sector 3
統一広場から大学広場へ北上する大通りをすこし西に入ったところ。

こじんまりとした店舗ながらいいものが揃っています。まめに脚を運べばお買い得品も見つかりそう。地下はまた別経営の山用品の店。
同じ通りをもう少し西に進むと、別の山用品専門店あり。いずれも専門店、お勧めです!


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ルーマニアで見る劇団MODE

2010-06-07 | ルーマニア・わたしの日常


ルーマニアの良いところ、日本から選りすぐりの劇団がやってくること。日本国内では各地であらゆる劇団が公演を繰り返し、芝居見物の素人としてはどれを見に行ったらよいやら迷うところ。が、その日本からはるばる東欧公演に来てくれる劇団は、スポンサーも付きそれぞれ名のある劇団で有名どころばかり。
 


先月、見に行ったのは劇団MODE「METAMORFOZA(変身)」、監督(regia) 松本修、アーティストインタビューはこちらから。カフカ(Franz Kafka)の代表作ともいえる原作を読んでいないのがお恥ずかしいところ。ある朝目覚めたら、巨大な虫に変身していた男性とその家族の葛藤の物語。

冒頭のシーンで主人公が目覚めるところ、3人の俳優が一体となって一つの大きな虫を演じ、舞台を這い回って次からのストーリー展開を予告します。

舞台中央にしつらえられた大きなドアがまた大きなトリック。照明の加減によってシースルーにもなり奥の様子が見えたり、また、木製のがっしりしたドアに見えたり。登場人物は少ないながら、テンポの良い舞台進行とわかりやすいセリフですぐに引き込まれていきました。
 
日本の劇団なので当然ながらセリフはすべて日本語。舞台最上部に設けられた黒いスクリーンにルーマニア語字幕が映し出されます。途切れのない会話をうまくルーマニア語訳してあるようで、ときどき客席から笑いが洩れたりもします。巨大な虫に変身してしまった主人公が、最後には力尽きて往生してしまうという暗いめのストーリーを、登場人物たちが小気味よくリードしているのです。
 
カーテンコールは客席が総立ちとなって拍手が鳴り止みません。2度のコールが行われました。観客は特に日本に興味のある人たちばかりではなく、純粋に芝居が好きな人が来場しているようで、若い人たちが多かったようです。
 
こんな芝居が26.5レイ(約900円)で見ることが出来るのがこれまたありがたいところ。学生料金はその半額。若い頃から良いものを見て、感性が養われます。わたしも以前に10年以上舞台に立っていた時期あり、自主公演の劇団でしたが、今でも芝居を見に行くのは大好き。日本の劇団のルーマニア公演を楽しみにしています。



公演が行われたブランドラ劇場(Teatrul Bulandra、Sala Toma Caragiu、Str. Jean Loius Calderon、nr. 76A)

一番上の写真は、開演前の舞台の様子。この日の私の席は、VIP席ともいえる真ん中の特別に囲まれた席。なんとわたしの3席隣には、駐ルーマニア日本大使のお姿が。恐縮しきってしまいました。いつも前売り券を買わず、開演前に劇場に駆けつけ当日券を買っていますが、この日はVIP席に余裕があったようで。

この日の帰り、顔見知りの高校生達・大学生達に出会いました。教室で出会うのとはちょっと違っておしゃれした彼女ら、日本語勉強中。「わたし達、日本オタクなの!」といつもその熱心さに脱帽。そんな私が出来ること、出来るだけ日本関連のイベントに顔を出し、ナマ日本人として彼女らと会話をすることかな~なんて思うところ。


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ブカレスト危険度情報

2010-06-06 | ルーマニアの新聞記事より


金融恐慌の影響を受けたルーマニアの経済悪化を反映して、昨年度よりも窃盗犯罪が急増。こちら、新聞発表された危険度マップ。中心部・ミリタリー地区・ヴィタン地区が赤に染まっています。人との集まる繁華街はご注意を。
 
私の聞いたことのある限り、日本人女性が3人も被害にあっています。ここ1~2年のはなし。旅行者ではなく長期滞在者、または居住者。一件はネックレス引ったくり事件。首から直接ひったくっていくなんて荒っぽい手口。同様の事件はここにも。
 
あとの2件は巧妙なスリ。リュックの外側ポケットに入れておいた財布を、気付かないうちにすられていたもの。外側ポケットの留め金はもちろんかけていたけれど、うまく開けて財布だけすっていきました。もう1件は、ウエストベルトにつけたデジカメを、これまた気付かないうちにすられたもの。デジカメケースとデジカメをつないでおくキーチェーンが付属していたのですが、うっかりと固定していなかったため、見事デジカメだけすっていきました。
 
私自身もルーマニアに来て間なしのころ、青空アンティークマーケットでジプシーの子供集団にすられかけたことあります。一瞬の出来事で異常に気づき、カバンに目をやると子供の手が中にのびてきていました。気色ばんだわたしにすぐにジプシー集団は雑踏の中に消えて行ったけれど、怖い思いをしました。記事はこちらから。
 
スリだけではなく、ナイフを持って脅す輩も続出しています。カバン丸ごとひったくりも多発。不用意にカバンを提げて歩かないこと。狙われやすいアジア人としては、たすきがけが安心かな~。ひと気のない路地に入り込まないこと。助けを呼んでも誰も来てくれないかも。
 
上の危険度マップですが、わたしのいるブカレスト西部の3区・セクション13あたりはほとんど赤印なし。落ち着いた居住区で、街並みもきれいです。ブロックハウスの立ち並ぶ地域からもう少し西にいくと工業ゾーン、危険度もマーキングなし。
 
が、そこにもこの春、ドイツ系スーパーマーケット・レアルを中心としたショッピングゾーンがオープン。まだ営業開始はレアルだけですが、グランドオープンしたら人の流れも変わり、これまで以上の用心をしなくてはいけなくなるかも。ブカレストの生活に慣れてきたときが危ない、要注意!!

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マラソン大会の参加費

2010-06-05 | ルーマニア・ランニング事情
「え~、マラソン大会って、参加費がいるの!?!ただ道路を走っているだけじゃない!!」と驚かれることもあるけれど、日本国内では無料のマラソン大会は数えるほど。5キロでも2~3000円は当たり前、フルマラソンになると5~7000円が平均値。国内最大規模のフルマラソン、東京マラソンは参加費1万円。
 
ルーマニアではスポーツ競技開催に際して多くのスポンサーが付いて、参加費はぐっと抑えられています。ブカレスト市内で行われるマラソン大会はほとんどが無料、参加費の必要な先日のCrosul Păduriiはチャリティーランで、10月開催のブカレスト・シティ・マラソンは堂々たるAIMS公認マラソン。
 
地方へ行けば、参加費10レイくらい(約300円、保険料に充当されることも)+宿泊も斡旋してくれて休暇中で学生寮の空きスペースに泊まらせてもらえば1ベッド10レイくらいという大会もあり。参加料も宿泊もすべて無料の大会もありました(記事はこちら)。
 
トレイルランブームを反映して昨年あたりからアドベンチャーマラソンがいくつも新設。これらは設営に人手を要し時間がかかることなどから、40~70レイ(1200~2100円)の参加費となっています。

でも丸一日、自然の中を走って楽しんでこの参加費なら大満足。自分でトレイルコースをたどるとなると、コース間違いもあるだろうし、途中のエイドステーションで飲み食いする分も持参しなければならない、これらを考えるとトレイルランの大会開催はとてもありがたいです。
 
私の参加しているマラソン大会は、競技ではあるけれどあくまでも趣味としてのランニング、大会参加を楽しむこと。

13年以上前、走り始めたごく初期のころ、トコトコ一人で走るのに飽き足らず大会に参加してみました。2ヶ月続けて同じ県内で行われたマラソン大会に行っていると~「君、先月のマラソン大会にも来ていたね。」と声をかけてくれる人が!

誰もランナーに知り合いがおらず、一人で出かけて&一人で走って&一人で帰ってくるマラソン大会、と思っていたのが、誰かしら自分のことを見ていてくれて&覚えていてくれて&話しかけてくれるのだと思うと、とっても嬉しくなりました。
 
「マラソン大会に行くと、友達がたくさん出来るんだ!」と思ったのが、マラソン大会好きになったきっかけ。それからどんどん大会に参加し続けて、フランスのマラソン大会にまで走りに行って、出会ったのが今のマイダーリン。これもまた輪をかけてのマラソン大会好き。となれば相乗効果抜群~、家計を省みず大会参加継続中?!?



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ストックホルムマラソン(レース編)

2010-06-05 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


ストックホルムマラソンは1万7千人のアマチュアだけではなく、エリートもいっしょに走るマンモス大会、女子の優勝は2007年の大阪世界陸上にも参加していた地元スウェーデンのイサベラ・アンダーソン選手、2時間31分35分。男子はヨセフ・ラガット選手、2時間12分48秒。
 


市街地に設けられた大きな周回コースを2周、2周目はやや郊外の公園まで足をのばし、少し距離が増えます。同じところを2周するけれど、沿道には途切れることのない観衆、それが何重にも。マラソン見物を決め込んで、ピクニック仕様で沿道にとどまっている人たちもいたりして、にぎやかです。観光客ですら、市内観光の足を止めて声援を送ってくれています。
 


ときにはこんなスペシャルダンサーたちの声援も!(photo by マイダーリン、最近、カメラを持って走るのがお得意)
 
市街地を通りぬけ、郊外の公園では、のどかに馬が草をついばんでいたり、と、景色が大きく変わります。さすがにここでは沿道の声援は途切れるけれど、緑の風景とわずかばかりのアップダウンで気持ちがリフレッシュ。まったく飽きることのないコース。
 


マラソン練習をしていないマラソン、さてペースはどうする?ちょっと迷ったけれど、前月フランスTPC大会の20.1キロを1時間32分で走っていたので、3時間30分を目安にして走り始めました。いざ「3:30」を目標にしたら、過剰に意識しすぎて最初の5キロ22分48秒。早含み。
 


ペースを修正して走るも、ハーフ以降、徐々にペースが落ち、3時間30分が達成できそう、と思い始めた35キロ以降は、脚が動かなくなってきたこともありペースダウン。38キロを過ぎての上り坂3キロに16分半以上かかり、ダメージ大きかったです。
 


結果は3時間25分6秒。前半1時間39分48秒、後半1時間45分16秒。女子総合で80位、年代別で4位。途中で追い越したり追い越されたり、競り合ったりした女子選手は多くみても5~6名。その前にはもっとたくさん速い人がいるのです。


 
首都の市街地を走るコースですが、海に面したストックホルムの街、平らなところがなく、細かなアップダウンの連続。しっかりした脚ができていれば、わたしの好きなタイプのコース。(フラットコースは好きではない、同じ筋肉ばかりを使い、疲れが早く来るから)
 


気象条件的には、
> 最近の気候は不安定でとても暑い日が続いたり、
> 急に冷え込んだりします。
> 暑くても窓開けて寝るのは禁物かな、というところです。

と事前に地元の人から情報を得ていたけれど、ちょうど涼しいめの日にあたったようで、予想していたよりも気温が上がらず、暑さにばてる、ということはありませんでした。乾燥しているので、汗がだらだら流れてくるということはないけれど、レース後顔を洗ったら、全面に塩の粒がびっしりついていました。それだけ知らないうちに汗をかいているということ。


 
結果的にはこれがいまの実力~、と納得できました。前月、山のレースで楽しく走ったけれど、これは今までにない経験だから、物珍しくて面白かっただけ。いろんなパターンを経験してきたフルマラソン、やっぱり難しかったです。
 
トレイルレースで挫いていた左足首、完璧ではないにしろ、マラソンでわたしを減速させるほどではなし。だいぶ以前から違和感を感じでいる右ひざ、やはりきしむような感じで、不気味なものを抱えています。故障はマラソンランナーにつきもの、うまく付き合っていくしかないかない~。
 
それにしても期待以上の大満足のストックホルムマラソンでした!
(アフター観光編に続く。ちょうどロイヤルウェディングの直前で、ロイヤルパレードにも遭遇!)



フィニッシュ地点となる1912年のストックホルム・オリンピックスタジアム。トラックは全天候に貼り替えられているけれど、建物は当時の趣のまま。


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ストックホルムマラソン(概要編)

2010-06-05 | 海外&ルーマニア・マラソン大会




北欧のスウェーデンはストックホルム、この首都開催のフルマラソン、すばらしいものでした!さすが全世界から2万人を集めるだけあります。雰囲気もコースも運営も二重丸。街の中心街を通るので、観光客もいっしょになってものすごい大声援。
 


青地に黄色クロスのスゥエーデンの旗とともに、たくさんのヨーロッパ諸国・そして海外諸国の旗が振られるなか、日の丸が見られなかったのは残念。



でも、「頑張って!」と日本語で声をかけてもらったのが何度も。一度は日本人だと思うけれど、それ以外はヨーロッパ人からでした。日本語を知っているスゥエーデン人かな?「ヤポン!」と声援もたくさんもらいました。スウェーデン語でJAPANを「ヤポン」と言うようで。
 


大歓声の市街地の名所をくまなく廻り、1912年のストックホルムオリンピックの際のスタジアムにゴール。このスタジアム、トラック部分は改修されているけれど、スタンドなどは当時のつくりのまま。しっかりとした重厚感が漂います。

  
 
ストックホルム、すばらしい街です!古き建物と近代的な要素がうまくミックスしていて、人々も豊かにゆったり暮らしている、余裕を感じさせる大都会です。



エントリー方法:
AIMSのホームページから「ストックホルムマラソン」を開き、英語ページでオンラインエントリーできます。定員に達し次第、エントリーが締め切られます。マイダーリンは昨年11月にエントリー、サイトで「ただいま○○人~エントリー完了まで、あと○○人で締め切り」と日々更新されるのを見て、わたしもあわてて12月に入ってすぐオンライン・エントリー。ぎりぎりでした。

ナンバーカード引換証:
郵送で自宅まで送付されます。ほかの多くのAIMSの外国大会はメールで最終案内が来るけれど、この大会は封書。私はいつも国籍をわかりやすくさせるために日本の住所を書いて申し込むことが多いです、よって最終案内は5月中旬に日本の実家に送付されました。実家から転送してもらうほどのこともなし~ナンバーカードをサイトで調べて、パスポートといっしょに申し出れば、その場でかんたんに引換証を再発行してくれました。

マラソンエキスポ:


レース前の木曜日から、レース当日の午前中まで開催。レースが土曜の午後スタートなので、当日の午前中にナンバーカードをピックアップする人が多く(12時まで受け付け)、エキスポもレース当日がいちばん賑わっていました。オフィシャルパートナーのリーボックとアディダスのショップ、ロゴ入りグッズ、ほかにヨーロッパ各地のマラソンPRブース。

パスタパーティ:
前日、エキスポ会場で開催。ナンバーカードをピックアップしたとき、「お食事券」をいっしょにもらいます(無料)。パスタとラスクとミネラルウォーター。

レース当日の準備:


1万7千人規模のマラソンですが、あわただしい混雑もなく、すべてスムーズに運びました。荷物預けゾーンも広く、スタッフも多く、すぐに預けることができます。スタートゾーン入り口へもスムーズに移動。仮設トイレはたくさんあるも、やはり列が出来ています。が、スタートゾーン脇の舗道に設けられたトイレはスムーズに使えました。スタート直前、ここにトイレがあると嬉しい!

レース後:


オリンピックスタジアムにゴール後、すぐに完走メダルが手渡されます。そしていったんスタジアムを出て道路を渡り、フィニッシャーゾーンへと進みます。



ここでチャンピオンチップを返却し、完走Tシャツ&リフレッシュメントをもらい、記念撮影。預けておいた手荷物受け渡しも、遠くからナンバーカードを読み取ってくれ、ブースの前に来た時には「はい、どうぞ!」~実にスムーズ。

チャンピオンチップ:


日本で使っているのと同じ、シューズ紐に通して使うタイプ。が、ここではチップといっしょに強化紙のテープが配布され、それでシューズにくくりつけます。こうしておくとチップ返却のときに靴紐をほどく必要がなく、専用のカッターを持ったスタッフが紙テープを切ってくれるのです。剥離紙が付いたこの紙テープがいっしょに配布されたとき、何に使うのかわかりませんでした。が、この、チップ回収方法を見て納得。
「あなたのように靴紐にくくりつけている人もいるわ、でも解くのに時間がかかるからね。みんなこうするのよ。」と教えてもらったのでした。

フリーマッサージ:


フィニッシュゾーンに設けられています。3時間01分でゴールしたマイダーリン、スウェーデン美少女二人がかかりのマッサージを受け、ご満悦。これくらいのゴールタイムだと、ほぼ待ち時間なし。3時間半近くのゴールタイムになると、そろそろ待合の行列が。

更衣室:
男女とも、大きな仮設テントあり。その奥の建物の中の更衣室も使えます。シャワー設備あり。さすが北欧だと思ったのは、スポーツ施設のシャワールームにもサウナが付いていること(公衆浴場ではないのでバスタブはありません)。いまは夏なので、稼動はしていなかったけれど。

ゴミ一つ落ちていないマラソン会場:


日が傾いてくるまで、最後まで会場のゴミを丁寧に拾い集めてくれるボランティアたち。ティーンエイジャーが多いです。

観客は多いです:


地元の人もふらりと散歩がてらに立ち寄るマラソン会場。マイダーリン、黒いワンちゃんたちにモテモテ。抱きついて来て、ほっぺにぺろぺろ、キスしてくれたそうです。ワンちゃんたちもマイダーリンが犬好きのこと、知っているんだろうな~。これくらい女の子にもモテたら良いのにね、実は女の子にはあまり縁のないダーリンでした。

その後のお楽しみ:


コーヒー&デニッシュパン、ビール&ホットドッグが飲み食べ放題!つまりお替り自由!わたしたちはコーヒーには見向きもせず、もちろんビール派。少しだけ並ぶけれど、2本ずつ頼んでもちゃんと手渡してくれ、ここもスムーズ。ただし北欧のビールらしく、3.5%とアルコール度数低め。たくさん汗をかいたあとなので、3本くらいお替りしたかな~。



そんなかんなで、近くでくつろいでいる各国のランナーたちに声をかけたりして、ビール&ホットドッグで何度も乾杯しながら歓談。じつに3時間以上、その場にとどまり、「そろそろ帰ろうか。」と腰を上げたのは夜の8時半をまわっていました。でもご心配なく、白夜の国の初夏、まだまだ明るかったです♪



ルーマニアから参加していた同じランニングクラブの仲間から「8時にダウンタウンの中心街で会おう」とメールが来ていたけれど、気づいたのは帰路の地下鉄構内。お誘いに気づかず、すっかり無視してしまいました~ごめんね。

地元スウェーデンからの参加もさることながら、隣国フィンランドからのランナーも多く、ヨーロッパの首都開催のマンモスマラソンらしく、ヨーロッパ各国からランナーが来ていました。このインターナショナルな雰囲気、どっぷり浸かれます~。


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白夜のストックホルムへ

2010-06-04 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
6月5日のストックホルム
日の出時刻:3 時 38 分 
日の入時刻:21 時 54 分 
夜の時間は5時間半に満たず。週末はフルマラソン in スゥエーデン。

先週土曜日の5.2キロレースを気持ちよく流して走り(80%くらいの力で)、日曜日の4.2キロレースも、ばてることなく最後まで脚を動かし続けること出来ました。いったん追いついた相手に、ラストスパートで離されたのは、力負け。その日のコースはカーブの多い周回コースを3周、左回りだったので、痛めている左足首を大変気にしながら走りました。
 
山のレースで挫いた左足首、riceは効果があります。riceの効果を実感できるほど、痛めているということですが。次の土曜日の42キロがちょっと心配です。なにせ長丁場。しかも暑くなること必至のレース。
 
ストックホルムは北欧で、緯度も高いから涼しいだろうと思ったら大間違い、空気は乾燥していてかんかん照りの直射日光はものすごく強いから、絶対に白い帽子をかぶれ、とラン仲間からもアドバイスをもらっています。
 
紫外線で体力を奪われることを考えて、わたしには長袖が有効だと思います。着衣の外から水をかければ気化熱で涼しくなるし!
 
日本の高温多湿には強いと自認していますが、紫外線にはめっぽう弱い。先の週末、2日連続屋外で過ごしただけでバテバテ~。ストックホルムは、8月の北海道マラソンの暑さ慣れと思って、ばてないようペースをうまく運んで行きたいです。
 
と言ってもペース走などまったくしていないので、最初どれくらいのペースで走り始めるべきかもわかりません。とにかく最後まで走りきれるように。
 
北海道マラソンは、ブラインドランナー、Sさんと一緒に走ります。ブラインドのSさん、たくさんいるお仲間の中から、普段日本にいなくて一緒に走る機会のないわたしを選んでくださいました。一度北海道を走りたいな、と思っていたのでまたとない機会、二人で走れば楽しいことも2倍になるので、はりきって伴走します。
 
Sさんとは今年2月の泉州マラソンも一緒に走って4時間5分。問題は暑さ対策、夏の日射の中でのフルは経験なし。9月に丹後ウルトラ60キロを走ったことはあるけれど、9月といっても下旬だったので、暑さを苦にせず走れました。朝早くのスタートだったし。
 
北海道マラソンはお昼スタートで暑くなると聞いています、ストックホルムの経験が道マラに活きますように。暑さ対策、考えながら走ります。

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ブカレスト、週末のマラソン大会情報

2010-06-03 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
今週土曜日5日、ブカレストでまたマラソン大会が開催されます。正式名称「Crosul Generaţiilor」、ブカレスト2区が主催なのでクロス・セクター2とも呼んでいます。2区の区長さんオンツァーノ氏の名前を取ってクロス・オンツァーノとも。
 
参加無料で、例年赤のポロシャツが参加賞です~区長さんは赤がシンボルカラーの政党PSD所属のため。みんなこのポロシャツを着て走ります。PSD提供と一目でわかるので、マラソン大会が終わったら家着に・・・。

日時:6月5日(土)10時当日エントリーのみ
場所:リアマノリウ・スポーツコンプレックス(Stadionului National Lia Manoliu)(運動総合公園)内室内陸上競技場前
走路:コラボ通り(Maior Coravu)~リアマノリウ運動公園
10時半から子供のクラスから男女別にスタートしていきます。
まず女子の子供の部がスタート、続いて男の子の部となります。
年代別クラスわけ(IDカード・パスポートのコピーなど公的に年齢が確認できるものを持参):
7-8歳の部、9-10歳の部、11-14歳の部、15-25歳の部、26-35歳の部、36-50歳の部、51-65歳の部、65歳以上の部
表彰:各クラス6位まで(例年子供には自転車やバトミントンセット、大人のクラスはLCD大型テレビ・電子レンジ・DVDプレイヤーなど) 

過去の記事はひとまずこちら「優勝よりも嬉しい尋ねられ事、セクター2クロスにて」
2007年2008年2009年~3連覇していますが、今年はブカレストにいないので参加できないのが残念。クラス単位などでまとまって参加している子供たちも多く、盛り上がります。
このクロスに関連してルーマニア流「いただいたものにも物申せ」はこちらから。

@Bucharest


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ルーマニア新聞紙上にも鳩山首相が・・・

2010-06-03 | ルーマニアの新聞記事より


ご覧のとおり。2日の夕刊紙より、辞意を表明した鳩山首相。日本のニュースはルーマニア語になっていろいろ流れてきます。
 
「日本の政治も誰がやっても同じ、なかなか良くならない。ルーマニアと一緒、のボック(首相)やバセスク(大統領)みたいに。」とキッチンでつぶやくと、この新聞ニュースを見ていたお姑さん、「いいや、バセスクもボックも最初は良かったよ。」
 
・・・鳩山首相、誰かがこんなふうに言ってくれるのでしょうか、「最初は良かったよ。」??ネット上でも読み人知らずの歌まで登場し、散々だったような。
 
>6月から財源なき子供手当ても支給開始
と、子育て真っ最中のお友達からも、もらって嬉しいやら、財源を心配するやらの声。日本では夏に選挙もあるし、日本の政治もモメにモメている・・・。

@Bucharest


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ワールドカップ女子柔道、ブカレストで開催

2010-06-03 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
この週末、ワールドカップ女子柔道がルーマニアの首都ブカレストで開催されます。同時期開催の男子ワールドカップはマドリッド(スペイン) にて。
 
ルーマニア女子柔道のヒロインといえば上のポスターのこの人、アリナ・ドミットル選手。北京オリンピック金メダリスト。準決勝で谷亮子選手を打ち破り決勝へ。ファイナルでは危なげなく堂々のゴールドメダル。女子48キロ級の最大の壁は日本の谷亮子選手とにらんで、過去の試合をビデオで観察し、研究し尽くしての打破でした。
 
オリンピック中継のテレビで見るドミットル選手はすらりと長身に見えたけれど、実際にブカレストで出会った彼女は本当に華奢で小柄。ルーマニア人に混じるとわたしも小柄なほう、その私から見ても本当に小さいくてかわいらしいのです。
 
「小柄で可愛らしくて、びっくりしました。」と話しかけてみると、「あら、タニも小柄よ。」と。わたしが実際に谷亮子選手に出会う機会はなさそうだけど、昨年ブカレストで開催されたマラソン大会にゲストで来られていたドミットル選手に教えてもらいました。
 


今年のヨーロッパ選手権(4月)を制し、実力は知れ渡っています(写真は4月の新聞記事より)。その彼女の母国で行われるワールドカップ、サラ・ポリヴァレンタにて、入場料40レイ。。5日土曜日11時から48・52・57・63キロ級、6日11時から70・78キロ・78キロ超級の試合が行われます。
 
ぜひ週末は、華奢で可愛らしいドミットル選手に会いに出かけましょう~♪


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