「あのあたりはチガン(=ジプシー)が多く住んでいるところだから、囲まれたりしたら大変だから、一人で行っちゃダメ!」とマイダーリンに言われていたけれど。
インドアのフィールドホッケー、ラン仲間の息子さんがチームのスタープレーヤー、とあっては応援に行かなくちゃね!
普通に歩いていったのでは危ないというのなら、チガンでも驚くなりをして行ったら良いのです=わたしの作戦はジャージを着てリュックをしょって走っていくこと。
これ、日本では市民ランナーの当たり前の姿。どこへ行くにも頼れるのは自分の脚、とばかりに、給水ボトルや着替えなどを入れたリュックを担いで、トコトコ走っていくのです。街を走ってもよし、ハイキングコースをハイキング客に「お元気ですね~」と賞賛されながら走っていくのもよし。上級編の方々の姿はこちらの写真で。
が、ブカレストではこんなランナー、見かけません。車も多く空気も悪いので街区を走ることすら、余りしないのです。走れる場所、公園まで交通手段を使って行き、公園で走り、また交通手段を使って帰るのが普通。
家から6キロほどのところです、距離も知れています、ホコリっぽい車道の際をトコトコ走り、難なく会場に到着~じろっと見られたりしたけれど、それだけ。作戦成功。ついでに試合の時間待ちの間に、体育館向かいの公園も探検ジョギング。
インドアのフィールドホッケー、2年前にも応援に来ていました。スタープレーヤーのヴラッド、今は15歳、そのときからさらに体格も大きくなり、プレーもすばやく磨きがかかってきています。次々ゴールを決め、圧勝。10番が彼。
「いったい、いくつゴールを決めたの?」
「僕もわからないよ。」
圧巻はコートのど真ん中から一人でスティックを操り球を運び、そのままゴールを決めてしまったとき。スタンド席にはさらに年長のプレーヤーが次の試合を待っていましたが、「ブラボー、ハニー」と声が上がるほど。
この年代のトッププレーヤーの一人として国外遠征にもたびたび出かけているヴラッド。ホッケーのルールは完璧には知らないけれど、見とれるくらいのプレーが続出します。どんな選手になっていくのか楽しみ。
気分高揚して、復路も走って帰ったことは言うまでもなし!
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いつもご声援ありがとうございますm(__)m
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