ルーマニアのイースターは宗派によってはっきり2分化していて、同じキリスト教でも西方教会と東方教会では、日付が違います。でも、この国は80%以上のひとたちが東方教会に属するルーマニア正教徒なので、イースターといえば次の12日。ルーマニア語でイースター(Easter)は、パシュテ(Paste)。
イースターの前夜からキリストの復活をお祝いするミサがあり、その日の午前0時に『キリストはよみがえった。』と、その場に集まった人々は連呼します。
そして、復活の光(ろうそくの火)を分けてもらい、その日が消えないよう、自宅に持ち帰ります。暗闇の中に三々五々、家路につく光はとても幻想的。復活祭の日曜日は、一昔前の日本のお正月のよう。とても静かな朝を迎えるのです。その日は、ほとんどの店はお休み、イースターマンデーまで会社も休みです。
このように、従来の考え方だと「厳かに祭日をお祝いして過ごす」、ところが、マラソンブームはそれも巻き込んで・・・。昨年から、イースターマンデーにマラソン大会が行われるようになっています。
これはそのマラソン大会の参加賞のトロフィー。卵の殻を割って出てくるルーマニアが描かれたもの。ひとつずつ、クラフトデザイナー・ダナのハンドメイド。
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