ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

パリマラソン中継

2012-04-16 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


雨が降り続いたので、ごろ寝のような復活祭、昨日の日曜日。ちょうどパリマラソンの中継をやっていたので、朝からテレビにかじりつき。ルーマニアからラン仲間が10名以上走りにいっているし、日本からも、翌週のロンドンマラソンとはしごをするというゴージャスなマラソン遠征中のお友達も(このかたです!)。

パリマラソンは4万人規模の都市型マスマラソン、中継でも見るのは初めて。意外や意外、コースはとても道幅が狭く、二車線道路がほとんど。スタート直後からそんなふうなので、スタートも完全にブロックごと。4万人が一斉に走り始めるのではないのです。最終ブロックがスタートしたのは、エリート部門がスタートしてから実に40分くらいたっていました。

この日は少し寒かったらしく、主催者配布のビニール袋をかぶっている人も多く、それを脱ぎ捨ててスタートするから、コース上にはいっぱいビニール袋が落ちていて、後のほうのスタートの人はかなり走りにくそう。~こんなふうにスタートブロックをよく映してくれていたので、ラン仲間を探してみたけれど、う~ん、やっぱり4万人規模、見つけられず。

道幅が狭い上に、両脇に路上駐車の車があって、さらに狭くなっているコース。沿道の応援の人もコースにせり出してきて、ランナーとハイタッチできるくらいの位置で応援しています。日本のマラソンのように厳密にコースを区切っているわけではなさそうで、エリートランナーのすぐ横をギャラリーが一緒に走っていたり、となんだか大らか。

花のパリを駆け巡るコースは決して走りやすいとは言えなさそう~前述のように道幅は狭い上、パリといえば石畳、部分的にこの上を走るところも多く、とても硬くて脚に来そう。平地と思っていたら何度も橋げたの下をくぐるため、細かなアップダウンがあります。街区を回るため、カーブも多し。マイダーリンは昨年、ここを2時間50分で走っているけれど、タフなコースだった、と。

エリートたちはみな黒人選手、ケニアとエチオピア。この二国籍で10位までを分け合いました、すべてサブテン。男子では2時間5分12秒のコースレコード by スタンリー・ビウォット(ケニア)。2時間6分27秒で3位入賞したのは初マラソンの長身選手。女子もエチオピア選手ティルフィ・ベイエネが2時間21分40秒のコースレコード&自己ベストで優勝、2位に入ったトルコ選手も実はエチオピアから国籍を変更してトルコ代表として走っている選手。3位もエチオピア。詳しくはこちらから。

解説を聞いていると、この選手はヨーロッパの○○マラソンで入賞している、とかあの選手はどこそこで優勝している、とか、実力者揃い。黒人選手たちが切磋琢磨してヨーロッパ転戦しながら、力を発揮しているのがわかります。日本人ランナー、太刀打ちできるかな==??

エリートたちの戦いは熾烈なものとして、市民ランナーとしては一度は参加してみたい、パリマラソン、なんといっても花の都。


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