あ～、暑さがぶり返した、という今週、まだまだ美味しいのがルーマニアのスイカ。日本だと、お盆を過ぎると二番蔓、三番蔓となり、味が落ちてくるけれど、ルーマニアのスイカはいつでも美味しいです♪
しかもこの時期、どんどん値段が下がってきて叩き売り状態。シーズン初めには1キロ当たり2～3レイもつけていたスイカ量り売りの単価が、今では0.5レイ。今週かぶりついたスイカ、少し小ぶりで5キロ足らず、早くスイカの山を片付けたいピアッツア（＝市場）のお兄さんがおまけをしてくれて、1個＝2レイ。ふたつも買ってしまったお姑さんですが、美味しいのですぐにお腹に収まります。
例年なら9月も半ばを過ぎるとすっかり秋風吹いてきて、市場に破格値でスイカが並んでいても、買う気にもならないところ、今年の残暑のおかげで美味しくいただけます。
ルーマニアはとても肥沃な土壌。種をまいて何も肥料をやらなくても、美味しい農作物が育つといわれています。残念ながら政府による大規模な農業政策は一切なく、零細農家が鋤と鍬で広大な土地を耕しているのが現状。
この肥沃な土地に目をつけた、イスラエル・ドイツ・フランスなどの事業家がどんどん土地を買占め、農業を事業として展開しようとしています。まったくの外国実業家の外国資本による農業。ルーマニアの産業はどこへ行く？？
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