ブカレストに住むロマの人たちが、ゴミ置き場の中から使えそうなものを集めていくとき、使っているのが荷馬車にリヤカー。首都でまだ、見ること出来ます、但し中心部ではなく、少しはずれのほう。とはいえ、れっきとした首都圏内です~。
ロマの子供たちの引くロバ車。ロバはとってもおとなしい動物。乗っているのが子供たちなので、私も近づいていってさわること出来ます。ロマの大人だったらちょっと近づきがたい雰囲気、それに写真を撮るのにカメラを向けるのも難しいです。
ブカレストでゴミ漁りを仕事にしているロマの人たち、軽トラックで集めに来る人もいます。でも、荷馬車のほうが経費がかからない、という経済上の理由で、いつまでも健在なのです。
ちなみに、ブカレストにある最大規模の公園ヘラストロウ公園の近くには、ルーマニア元社会主義時代の独裁者チャウシエスクのお屋敷があったことから、眺望を維持するため、その周辺は戸建住宅、又は低層のブロックハウスのみ建設され、高級住宅街となっていました。
現在この地域に住む友人、「ここらあたりに廻ってくるゴミ漁りのロマ人は、車に乗ってやってくるわよ。」、なるほど、高級住宅街にやってくるロマ人は、ちょっと高級ってことらしい?
荷馬車に乗ってやってくるロマ人を見かけるのは、労働者階級の居住区域でのこと。でも、ロマ人がすべてゴミ漁りの仕事をしているわけではないので、よろしくご理解ください。ゴミ漁りをするたいていの彼らは彼らの仕事をし、ほかの人を襲ったりしてこないところがまだしも救い。
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