Greetings from 上海

☆上海での出会い、美味しい物、中国茶、いろいろ思う事・備忘録です

平遥

2009-06-30 | 旅行 平遥

  間が随分空きましたが平遥の街もとても素敵だったのでアップします。

大同から陸路で(約5時間弱)平遥へ。
中国に残る古城の中で最も保存状態が良いと言われてます。 
古い町並みや住居がそのまま残されているので街を歩くとタイムスリップした気分!

勿論ここも世界遺産。 

 でもこの古城が世界遺産になったのは天災のお陰だとか。
平遥の城壁は全周が6kmあり城内には約3800もの民家があると言われてます。
ある時大雨で洪水になったもののこの城壁のお陰で民家が守られたとか。
でももしこの洪水がなければ城壁は壊される運命だったらしいのです。

                 

 因みにガイドさん曰くこの街では田中淡さんと言う国連ユネスコの世界遺産委員会の特派専門家&東京大学の教授が有名。
何でもこれまた取り壊されそうだったお寺を彼が訪ね、あまりに素晴らしいので世界遺産登録申請をした。 そのお陰で取り壊されずに済んだとか。
どれだけ彼が地元で尊敬されているかと言うと上の写真の石碑。 実は直ぐ横に江沢民の石碑があるのです。

 平遥に泊まるなら是非オススメしたいのが「平遥雲錦成民俗賓館」
作りは四合院になっていて古城ステイを楽しめます!
お部屋もとっても清潔で綺麗でした。
          
                (お部屋から見た中庭)

 次の日は「喬家大院」へ
この場所中国人には大人気だそうで。
何故かと言うとジャンイーモー監督作品の映画「大紅灯籠高高挂」の撮影場所になったから。 
個人的には平遥付近のお寺に行っても良かったかな~?とも思います。


悪あがき・・・。

2009-06-30 | life in Shanghai

 とってもバタバタな1ヶ月。 更新してないのに沢山アクセスして下さって有難うございます。

旅行から帰ったと思えばもうすぐ帰国。 
帰国目前にやりたい事や食べたい物、欲しい物が増え日々方々駆け回ってます。
日本に帰ったら「何でこんな物買ってきたんだろう・・・」って思うかもしれないけど(笑)

先週はお茶のソムリエ試験が終わり。 直後に両家のママ達来上海。
今週は交通大学の期末試験・・・。
帰国まで飲み会の日々が to be continued...

最近特にシンミリしてきました。
上海生活は楽しく、帰国となると更に周りの景色が違って見えてきました。
毎日「何をやり残したかな?」と完全に満足する筈ないけどあがいてます。


空中楼閣・懸空寺

2009-06-05 | 旅行 大同

 大同から車で約1時間行くと恒山というまた絶壁が連なる山があります。
今回訪れた懸空寺(けんくうじ)はその絶壁に接し断崖に穴をあけ柱を差し込んで出来ていて
 「よくまぁこんな所にお寺なんて作ったもんだ・・・」と興味深かったです。
「何のため?」と言う私の質問にガイドさん「修行です」。 愚問でした;

         

                     

 ご覧の通り山腹に張り付いていて楼閣の間はとっても狭い桟道で繋がってます。
この手すりが大人だと股の高さしかなく高所恐怖症でなくても脚がすくみます;
最高地点は58mの高さ;ワナワナワナァ~;

              

 李白がこの寺を訪れた時にあまりに驚嘆しその感動を残したいと「壮観」という文字を残したとか・・・。

 もし山西省に行かれたらこちらを訪れる事超オススメ☆☆☆です♪


雲岡石窟

2009-06-04 | 旅行 大同

  H1N1はどこ吹く風?な上海。 NHKニュース見てると日本では皆マスクして街を歩いてる映像が・・・ 絵的にちょっと怖いです。
勿論病気になるのが一番怖いですが帰国も間近なので勢いで端午節(5月28日からの連休)に山西省は大同まで行ってきました。
大同ってどこ?大同市のある山西省ってどの辺り?なレベルで観光に臨みました;。
実は北京も近く北の方には万里の長城を控え内モンゴル自治区とも接してます。(万里の長城って本当に果てしなく続いてますね・・・恐るべし)

 今回もツアーに参加しましたが駐在の皆さん、控えてる様で私達夫婦プライベートツアーになりました。ガイドさん独占で色々中国歴史のお勉強です!

今回の旅で私の中のハイライト・雲岡石窟です。
中国三大石窟の一つで大同市西郊の武周山の南麓におよそ1KMにも渡ってます。
約1500年前の北朝時代(日本の古墳時代)に造られたもの。
そんな昔によくこんな巨大でかつ美しい物を造れたなぁと驚かされます。
中国初期仏教文化最大の成果ですよね。
因みに世界文化遺産に登録されたのは2001年と最近です。
中国ってこれ級の素晴らしい物がきっと数多くまだ残っているに違いないですね。

                   両足を下ろして座る像はインドの王の姿に由来

伎楽天(ぎがくてん) 手に色んな楽器を持ってます。 
中国での音楽史資料として貴重です。

 一番右下は実は穴があいていて中の仏像はありません。 
 唐の時代あたりに盗まれたとか・・・ 
                        

     大きさ分かりますか?高さは17M程あります  

     

            菩薩交脚像  ←足の部分のみ地下に作られてます。 頭から造って行き足の部分で寸足らずだったとか(爆)
因みに穴がいくつも空いているの分かりますか? 石窟の風化を防ぐ為に清の時代に補強された跡らしいのですが、返って傷つける羽目になった様です(涙)
他の色んな場所でこの痛々しい穴がありました;

               

        木造建築も清時代に風か防ぐ為増設。

しかし何故か中の石窟は風化が進む一方なのだとか。 

             雲岡石窟の顔でもある如来坐像
豊満なお顔から安らぎを感じられます。 (私も最近ある意味豊満です。安らぎは感じられません)

実を言うと敦煌の莫高窟に行きたかったのですが、こちらの方が見ごたえあったかも!と今では思ってます。
本当に見事な仏教文化作品です。 機会があれば是非尋ねて欲しいといつもより写真を多めにアップしました(笑)

 


バースディ@名軒

2009-06-03 | 食べ歩き

  「いつか名軒のフカヒレ食べたいよね!」
と半年くらい主人に念仏唱えてましたが(笑)今回彼のお誕生日にかこつけて(先月ですが)行って参りました♪

その日はあいにくの雨でタクシーで立派な名軒の門前まで乗りつけました。
しかし門から店内までのお庭路を徒歩で行った私達の目の前には見渡す限りの高級車達;
もちろん運転手さん付き。 
私達の様な老百姓(←一般ピーポーの意味)もタクシーで中まで入るべきだったかも(苦笑)
さて、やっぱり名店なだけあって味は勿論サービスも値段も(苦笑)良かったです。
コースは500元位からありましたが、お誕生日だし帰国前だしと言う事で約800元のものをそれぞれ注文。 

  スターターでマンゴーサラダ   
                
前回の京のビジネスランチとは異なりフカヒレもそれなりに肉厚です♪
  

             

因みにメニューにエッグタルトと書いてあったのに出てきたのがコチラ  
全然違うんですけど; 
訳が間違っているyo!と指摘しておきましたが改められるかは疑問です。

このコースの内容、途中までは頑張ってると思われますが後半のこの焼きソバの様なのはどうなのでしょうか??? 

     

全体的には二重丸ですが、数人で行かないと結構なお値段になるのでご注意!
因みに浦東店はお昼も開いている様ですが徐hui店はやっていないとの事です。


上海の若者カップル

2009-06-03 | ご挨拶
 以前も書いた事あるのですが上海のカップル達のベタベタぶりっと言ったら尋常ではありません。
先日あるカフェに行った時も仲良く並んで座っているカップルはチューチューネズミの様に・・・。それもかなり長時間&濃厚なシーン;
オーダーを取りに来たい服務員も躊躇するほど。 正直見た目あまり美しいものではありません・・・。
まぁ仲良き事は美しい事なのですけどね。

友人から聞いた話では地下鉄に乗っている時発見したカップル達も混んだ中でじゃれ合い始め何を思ったのか彼は自分の鼻カスを彼女に向けて投げ、投げられた彼女も「もぉーやダーーーッ」っと笑って応えてたとか 人間が大きいです???

先日私達夫婦が発見したカップルはご老人が入って来たのを見るや否や素早く席を譲ってあげてました! 
偉いなぁ~と微笑ましく思った瞬間その席を譲ってあげた彼女は隣の彼の膝上に座り目が点になった私達でした。。。ふふふ


追伸:最近パソコンの調子がアップ出来てませんが元気ですのでご心配なく♪
   あっそれから、あと1ヶ月で予定通り本帰国になりそうです。超残念;