MacTiger!

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映画評論22「ハウルの動く城」(2004年 日本)

2005-12-08 01:33:39 | Weblog
(ストーリー)
 帽子屋の娘、ソフィーは、ある日、兵隊に絡まれた際、魔法を使う美青年に救われる。この青年こそが、魔法使いハウルであった。ソフィーはハウルに一目惚れするが、荒れ地の魔女の魔法により、90歳の老女に変身させられてしまう。ソフィーは魔法を解くためにハウルの住む動く城に向かう…

DVD

(評論)☆☆☆
 スタジオジブリ、宮崎駿監督の2年ぶりの長編アニメーション映画である。前半のハウルの魔法、ソフィーの行動は繊細に描写され、荒れ地の魔女をはじめユニークなキャラクターの活躍で楽しめる。ただし、後半の展開は内容的によくわかりにくい。ハウルがなぜ戦争に反対するのか、戦っている相手の正体は何なのか、ハッピーエンドなのだがちょっと安易すぎないかなど。それでも階段での競争など見所はあるし、3Dとは違った手作りのセルアニメのよさが醸し出ている。宮崎監督の作品は結構、おばあちゃんが登場する(「ラピュタ」など)が、本作品は少女の心をもったおばあちゃんが正面から主人公に添えられた作品で、監督の思い入れが感じられる。テーマ性がわかりにくいのは、原作ものだからであろうか。「ラピュタ」「もののけ姫」よりは落ちるが、「千と千尋の神隠し」よりはおもしろいと思うので☆3つの評価

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