MacTiger!

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映画評論23「ボクの女に手を出すな」(1986年 日本)

2005-12-10 20:59:03 | Weblog
(ストーリー)
 孤児で元不良の少女ひとみ(小泉今日子)は、ささいなことから仕事を首になり、家賃もはらえず路頭に迷ってスーパーに泥棒に入るが、見つかってしまい警察に追われる。逃げる途中、ひとみは弁護士加島(石橋凌)に救われる。加島は、地方の富豪のあととり、7歳の少年、進の家庭教師をひとみに紹介する。ひとみはわがままな進の相手に辟易するが、進をねらう誘拐事件に巻き込まれていく…

DVD

(評論)☆☆
 本作品は、小泉今日子主演映画第2弾で、脱アイドルー女優小泉今日子への移行期の作品である。したがって、いわゆるアイドル映画的ではなく、ストーリーも演出もしっかりとした「映画」となっている。信頼していた愛していた人から裏切られる結末は決してハッピーエンドとはいいにくいが、茫然自失の顔からラストに少年に微笑む表情の変化はすばらしい。若き小泉今日子の美しさ、かわいらしさが全編を通じて上手くとれている。主題歌の「木枯らしに抱かれて」も作品にぴったりあっており、同世代としてはなつかしさも含め、☆2つの評価。なお、脇役は結構有名人で固めているので、じっくりさがすとおもしろい(今は亡き人もいる)。

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