Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(259)福田沙紀

2021-05-26 00:10:00 | コラム
90年9月19日生まれ・30歳。
熊本出身。

公式ブログ

もうちょっと人気が出ていいのに、、、と思う福田沙紀(ふくだ・さき)さん。

『3年B組金八先生』の第7シーズン(2004~2005、TBS)では、男子の子分を従える麻田玲子役。
『ライフ』(2007、フジテレビ)では、我らが?北乃きいをいじめぬく安西愛海役。



演技もしっかりしていて、今後のドラマ・映画を面白くする存在と期待されたはず。

ここで一発、大逆転が見たいです。



<経歴>

第10回全日本国民的美少女コンテスト「演技部門賞」受賞。
「美少女クラブ31」元2期生。

去年オスカープロモーションをやめて、フリーになっているんですね。

映画俳優デビュー作は、2008年の『櫻の園』。

中原俊が90年代に放った傑作のセルフリメイクであり、オスカー総出で気合を入れた話題作でしたが興行・批評の両面で惨敗。

つづく『YATTER MAN ~ヤッターマン~』(2009)では、ヒロインのヤッターマン2号を好演、、、するものの、ドロンジョを演じた深キョンにすべて持っていかれた感じで涙

けっして福田さんのせいではありませんが、2本連続であまり注目されなかったこと、これがその後のキャリアに影を落とした感じがします。

『火天の城』(2009)、『津軽百年食堂』(2011)、『TSY タイムスリップヤンキー』(2011)、『ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~』(2012)、

『劇場版 SPEC~天~』(2012)と『劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇/爻ノ篇』(2013)。

『私はヒーロー それともヴィラン? よみがえれ勝連城!』(2018)、『花嫁の手紙』(2018)。

オスカーという大きな後ろ盾をなくした現在、
つんくがプロデュースした『るり子の青春ビート!』や、俊英・入江悠が自主制作として臨む『シュシュシュの娘』などの公開を控えていますが・・・



しっかりアンテナを立てていないかぎり、福田さんの映画情報は入ってこない状況がつづいています。

がんばれ!!

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(260)福原遥』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にっぽん女優列伝(258)吹石一恵

2021-05-25 02:41:26 | コラム
82年9月28日生まれ・38歳。
大阪出身。

公式プロフィール

福山くんとのあいだに子どもが生まれたので、ほぼほぼ活動休止中の吹石一恵(ふきいし・かづえ)さん、
そこそこ映画にも出ていますしテレビドラマ出演も多いですが、やっぱりこのCMのインパクトがすごかったですね。



売り上げ、伸びたんじゃないかな~。

いまでも見惚れてしまうので、CMも貼っておきます笑


<経歴>

父親は、元近鉄バファローズの吹石徳一。


旦那は紹介するまでもないとは思いますが、福山雅治。
ふたりの結婚発表あたりから、〇〇ロスといわれるようになったんでしたっけ。



じつは、紙おむつ「メリーズ」CMの初代キャラクター。

90年代なかばよりローカルアイドルとして関西で活動開始、
97年の映画俳優デビュー作『ときめきメモリアル』から、いわゆるメジャー入りしたとされています。

広瀬香美のプロデュースで歌も出しているそうですが、すいません、これは記憶にありませんね…。

以下、映画のキャリアを列挙。
父親のDNAが間違いなく効いているのでしょう、運動神経バツグンなひとなので、スポーティな役柄が多いです。

初主演となる『あしたはきっと…』(2001)、
『時の香り~リメンバー・ミー~』(2001)、『SABU ~さぶ~』(2002)、

初めて女性がウルトラマンになるジュリを演じた『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』(2003)、

『魔界転生』(2003)、『着信アリ』(2004)、『雪に願うこと』(2006)、『明日の記憶』(2006)、
現時点の代表作といえるであろう、園子温監督作『紀子の食卓』(2006)。

『手紙』(2006)、
太い眉が活かされたコメディ『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(2007)、



『素敵な夜、ボクにください』(2007)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007)、『春よこい』(2008)、『ハッピーフライト』(2008)、『ROOKIES ―卒業―』(2009)、『釣りバカ日誌20 ファイナル』(2009)。

『THE LAST MESSAGE―海猿』(2010)、二役を演じた『十三人の刺客』(2010)、『さらば愛しの大統領』(2010)、『ゲゲゲの女房』(2010)、
『映画 ひみつのアッコちゃん』(2012)、『ペタル ダンス』(2013)、『六月燈の三姉妹』(2013)、『永遠の0』(2013)、『銀の匙 Silver Spoon』(2014)、『神様のカルテ2』(2014)、『王妃の館』(2015)、近作が『スクール・オブ・ナーシング』(2016)。

子育て落ち着いたら、ぜひともスクリーンへカムバック!!

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(259)福田沙紀』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金欠の場合の喫煙者は―

2021-05-24 00:10:00 | コラム
タイトルどおりの話なので、「じゃあ、やめろよ」という無粋なツッコミはなしよ。

しょうがないよ、煙がないといいものを書けないと思い込んでいるのだもの。


愛飲しているセブンスターは、500円超え。
さすがに財布に厳しくなってきましたよ、コロナショックを受けつづけている現状では。

とはいえ、繰り返すがやめるつもりはない。
ほんの少し、本数は減らしているのだけれどもね。
ただ減らしたとはいえ、経済的にきついものはきつい。

というわけで、月の半分くらいは浮気することにした。

訂正、正確にいえば・・・
自宅でモノを書いている、酒を吞むときはセブンスターのまんま。

外出時は、セブンスターより100円以上安いキャメルでいきますよと。

軽いから物足りないというのが本音だが、煙出てくれば安心するし、べつにものを書いているわけではないので。

こんな喫煙生活が、1年ばかりつづいている。

ごめんなさいねセブンスターよ、あれだけ浮気出来ない主義だといっていたのにね。

ひとって容易く変わるものだ、、、ということで。゚( ゚^∀^゚)゚。


♪ 煙草に火をつけると同時に窓を開けるお前はベジタリアン ♪



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(258)吹石一恵』
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画スタッフ別10傑(15)ロバート・リチャードソン

2021-05-23 00:10:00 | コラム
~ロバート・リチャードソンのキャリア10傑~

あらゆる映像技術にとてもうるさい感じがする(笑)オリバー・ストーンに見いだされてデビュー、
これまでにオスカー3回受賞、QTからの熱烈なラブコールも受けつづける65歳のカメラマン。

カメラマンはもちろん、カメラを置いて撮影すればいいってわけじゃない。
現場によって異なるけれど、ライティングなども一任されている存在であって、だから映像に個性が出る。

修行も大事、しかし、なかなか鍛えられそうにない「センス」がいちばん大事ってことなのかな。


(1)『JFK』(91)

カラー、モノクロ、実際の8mm映像を組み合わせた大変な労作。

ある意味でストーンより、カメラマンと編集マンがいちばん偉いよ。




(2)『ヘイトフル・エイト』(2015)

希少となった65mmフィルムで撮られたQTの大作西部劇。

任せられるのは、リチャードソンしか居なかったのかもね。




(3)『カジノ』(95)

スコセッシに初起用された。

金の流れを追った長回しや、砂漠でのデ・ニーロとペシの対峙シーンなど、見るべきところ沢山。


(4)『7月4日に生まれて』(89)

これ!
中学生のころ、このショットに触れて、あぁこの撮影監督はたぶんすごいひとだ! と思った。




(5)『ヒューゴの不思議な発明』(2011)

スコセッシのキャリアで、おそらく唯一「家族連れ」で観ることの出来るファンタジー。

映像も柔らかめだが、なんといっても駅構内を縦横無尽に移動するカメラワークでしょう。




(6)『プラトーン』(86)

初期作品でこのクオリティだもの、やっぱりセンスが問われる職業だよな~。


(7)『ワールド・ウォーZ』(2013)

雪崩のように押し寄せるゾンビ、これ撮りたいがために創ったような映画だけど、たしかに壮観。


(8)『アビエイター』(2004)

偏執的な主人公なので、映像は、美しくはあるけれど、と同時に少し歪んでもいて。

スコセッシの要求は、ストーンと同じくらいかそれ以上だったのではないかな。


(9)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)

キラキラとした時代のハリウッドを活写。ひたすら楽しい。




(10)『シャッターアイランド』(2010)

暗めの映像が、この物語の雰囲気作りに貢献。
というか、この映像こそ主役、、、みたいなもの?


※リチャードソンの仕事をまとめた動画



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『金欠の場合の喫煙者は―』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さすがに乾杯!したくなってきた。。。

2021-05-22 06:36:54 | コラム
酒は「ほぼ毎日」呑んでいる。

呑まないと眠れない、社会的に「ぎりぎり許される」範囲内のアル中なものでね。

ご時世的に、もちろん自宅で。

酒は好き、でも呑み会は嫌い―というひとも多く、コロナにより忘年会・新年会・歓送迎会の類が中止されたことに対し「やった!」と喜ぶ投稿をSNSでよく見かける。

気持ちは分かるよね、「同じ会社に勤めている」以外はなんの共通点もないのに、単に上司というだけで武勇伝を延々と聞かされたりカラオケ歌わされたり酒を注がされたり出し物を強要されたりセクハラパワハラされたり、酒なんか味わえる環境じゃない。

という自分は、そういう馬鹿々々しい図も含めて楽しめるので大歓迎だけれど、ストレス溜め込む若いひとが少なくなるのは喜ばしいこと。
呑み会はやっぱり、仲良しや、共通点の多いひとと呑んでこそだからね。

つーわけで、仲良しや美人さんとの呑み会がご無沙汰な自分は、とっても寂しい。

いつ、大声で乾杯! とグラスをあわせる日が来るのでしょうか―。


※世界の乾杯、すごくためになります



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『映画スタッフ別10傑(15)ロバート・リチャードソン』
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする