Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(3)アシュレー・ジャド

2020-01-26 00:10:00 | コラム
~アシュレー・ジャドのキャリア10傑~

デビュー時は「ピンとこない」と思ってはいたものの、現在の状況を考えると「もうちょっと活躍してもいい女優さんよね?」と思ってしまう―そんなアシュレー・ジャドさん。

51歳。
まだまだっしょ?

キャリアを大逆転させるような傑作に出会えるといいなぁ。


(1)『スモーク』(95)

ちょっとやさぐれた娘を好演。

イメージとしては、出たてのころのアンジェリーナ・ジョリーかな。


(2)『ダブル・ジョパディー』(99)

夫殺しの濡れ衣を着せられたヒロインの奮闘を描くサスペンスで、堂々の主演作。
共演は、トミー・リー・ジョーンズ。


予告編・・・ではないけどね



(3)『ヒート』(95)

強盗団の一員、ヴァル・キルマーの嫁を演じていた。

群像ドラマとはいえ、マイケル・マン監督作だから男を中心に描かれていて、ジャドやナタリー・ポートマンの描写が弱い面もあったとは思う。


(4)『ツイン・ピークス2017』(2017)

ベン・ホーンの秘書を演じる。



久しぶりに顔を見たが、いい歳の取りかたしているなぁと思った。

でもちょっと、出番が少な過ぎるかな。


(5)『コレクター』(97)

テレンス・スタンプ主演の同名映画とは関連性はないが、テーマは同じ。

女子大生ばかりを狙う連続殺人事件と、犯人のもとから逃亡してきたヒロイン、そして彼女の力を借りながら犯人を追跡していく捜査官(モーガン・フリーマン)の物語。


(6)『評決のとき』(96)

主人公マシュー・マコノヒーの嫁を演じる。

南部だからか、彼女のシャツがいつも汗で濡れているところが(ちょっとやり過ぎな気がして)気になった。




(7)『フリーダ』(2002)

画家フリーダ・カーロの物語。

ジャドは、女性写真家ティナ・モドッティを好演している。


(8)『ノーマ・ジーンとマリリン』(96)

マリリン・モンローの半生を描くテレビ映画。
(日本では、きちんと劇場公開された)



変わっているのは、モンローと、本名ノーマ・ジーン・ベイカーの人格を分け、それぞれを別の女優が演じたこと。

モンローにミラ・ソルヴィノ、そしてノーマをジャドが演じる。


(9)『サイモン・バーチ』(98)

少年の友情物語だが、なんかいろいろ惜しいな・・・と。

ジョン・アーヴィングが絡んでいるので、もう少し巧く創れば90年代の『ガープの世界』(82)になったかもしれない。


(10)『ボディ・リップス』(96)

妻のために銀行強盗を繰り返してしまう男の物語。

ジャドにしては珍しく、エキセントリックなキャラクターを「嬉々として」演じていて、あぁ意外とこれは「あり。かもな」と思わせてくれた。

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明日のコラムは・・・

『学校指定って・・・なにかね。』
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ドラムはあきらめた。

2020-01-25 00:10:00 | コラム
・・・いや、楽器のドラムじゃなくってね。

「そこそこ金額の張るもの」で、消費税増税の前に購入することが叶わなかった唯一のものが洗濯機だった。

と、いうのも。
狙っていたのはドラム式。

しかしドラム式は、どういうわけか型落ち的な流れになっても、なかなか100,000円を切らない。

100,000を超す買い物は、そう簡単に「はいクリック♪」というわけにはいかないものでね。

そうこうしているうちに、いま使っている洗濯機が不調になってきた。

完全に壊れる前に買い替えよう、ドラムはもういいや、ふつうの全自動で。

というわけで、きのう注文完了。

まだ届いてないけど、同じ型の画像をあげるとこんな感じ。




ドラム式は持ち越しだ、、、とはいってみたものの、家電なんてハズレでないかぎり、購入したら「10年」使うものだと思っているからねー。

つまりは、ドラム式洗濯機を持つのは、自分が55歳になったときだ。

きゃー!!!


※うん、あらためて聴いたら、やっぱり嫌いじゃない


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明日のコラムは・・・

『外国女優別キャリア10傑(3)アシュレー・ジャド』
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どの席に座るか問題

2020-01-24 00:10:00 | コラム
最初に答えを、高らかに叫ぶね。

Cの23!
ぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーったいに、Cの23。

では、これは?



Bの20。


誰もを納得させられるような答えなんか出せない、ただ単に、このあたりが最も落ち着くというほかない。

いえることがあるとするならば・・・

(1)右側
(2)前方
(3)片方は席がない
(4)出来れば脚を伸ばしたい

・・・くらいなものかな。
(充分だよ!)


年末格闘技の興奮をそのままに、年が明け、休日といえば必ず映画鑑賞に出かけている。

まだ1ヵ月も経過していないが、劇場鑑賞はすでに7回を数えた。

『パラサイト』を4回、


『ジョジョ・ラビット』を2回、



で、『フォードVSフェラーリ』を1回と。

7回とも、きっちり、

(1)右側
(2)前方
(3)片方は席がない
(4)出来れば脚を伸ばしたい

の条件を満たした席で観ましたよ。


では、話のついでに。

(A)電車では、どのあたりに座るor立つ?

座らないので・・・

ドアー付近に立つ。

これも絶対。

ドアの細長い車窓に映る「向かい側に座る女子の脚を見る」ことに徹する。

直接見てないからセーフっしょ?

(B)デパートなどのトイレ個室、どのあたりに入る?

いちばん奥。

落ち着けるし、そもそも排便音がでかいんだよ笑


こんな感じですけど、皆さんはどうでしょう。。。

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明日のコラムは・・・

『ドラムはあきらめた。』
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にっぽん女優列伝(163)仙道敦子

2020-01-23 00:10:00 | コラム
69年9月28日生まれ・50歳。
名古屋出身。

公式プロフィール


端正な顔立ち、どことなく小雪に似ている仙道敦子(せんどう・のぶこ)さん。

自分が高校生~20歳くらいのときに大活躍し、結婚を機に芸能活動は控え気味になりました・・・が、子育てを終え、ゆるやかに復活―という流れ、3日連続で展開した女優列伝みなさんに共通するところですね~。


※意外と・・・ではなく、かなーーーり巧いのよね



<経歴>

旦那は緒形直人。


ということは、
義理の父は、故・緒形拳。義理の兄は緒形幹太です。


「児童劇団ひまわり」に所属する子役でした。

実質的な映画俳優デビュー作は、82年の『鬼龍院花子の生涯』。
夏目雅子(松恵)の子ども時代を演じました。

「超」若い芸妓とんぼを演じる『陽暉楼』(83)、
『海嶺』(83)、『白蛇抄』(83)、『細雪』(83)、『湯殿山麓呪い村』(84)などなど、かなり「おませ」なキャラクターを演じることが多かったので、様々な配慮がなされる21世紀の映画界では問題になったかもしれませんね。

84年、『青いSunset』で歌手デビューを果たす。
次第に認知度が高まっていき、テレビドラマ/映画の両面で活躍するようになります。

『早春物語』(85)、
『TOMORROW 明日』(88)、




『オルゴール』(89)、『少年時代』(90)、『就職戦線異状なし』(91)、『獅子王たちの夏』(91)。


93年、結婚。
休業状態にありましたが、2018年に放送されたテレビドラマ『この世界の片隅に』(TBS)に主人公の母役で出演。

まだスクリーン復帰は果たしていませんが、いつか出てくれるのではないでしょうか。


次回のにっぽん女優列伝は、大家由祐子さんから。

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明日のコラムは・・・

『どの席に座るか問題』
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にっぽん女優列伝(162)瀬戸朝香

2020-01-22 08:13:03 | コラム
76年12月12日生まれ・43歳。
愛知出身。

公式ブログ


失礼な表現になりますが・・・
キツめの美人にピンとこないのですね個人的に。

だから北川景子はDAIGOの嫁、瀬戸朝香(せと・あさか)さんはイノッチの嫁さん、、、という認識だったのです。

だったのですが、結婚後、とあるテレビ番組に出た朝香さんを見て印象が変わりました、なんかソフトになったなぁと。

エラソーに、自分のような三白眼が。

自分のことは置いておいて、それは、ママになったから、、、なのでしょうかね。




<経歴>

旦那はV6の井ノ原快彦。



愛知は瀬戸生まれなので、この芸名にしたのだとか。

中学生のころにスカウトされ、卒業するとすぐに上京し芸能界デビューを果たす。


映画俳優デビュー作は、92年の『湾岸バッド・ボーイ・ブルー』。

菊池健一郎(!)が主演した青春モノでヒロインを演じています。


『大失恋。』(95)、『シャ乱Qの演歌の花道』(97)、『催眠』(99)。

前述したように朝香さんに「ピンとこなかった」自分ですが、「お、悪くないな」とエラソーに思い始めたのが2001年。

テレビドラマ『さよなら、小津先生』(フジテレビ)がCSで放送されていて、たまたま目にしたこれがすごくよかった。



同年、女流棋士を演じた映画『とらばいゆ』で映画監督・塚本晋也と共演するなど、連続して自分のアンテナに引っかかり始めたのでした。

つまりは、そういうことなのですよね。
ピンとくる/こないというのは、じつは顔かたちではなく、自分が興味を抱く題材に関わっているかどうか、、、そこに尽きると思うのです。


『着信アリ2』(2005)、『デスノート 前編』(2006)、
現時点における映画の代表作かもしれない『それでもボクはやってない』(2007)、
『怪談』(2007)、『DIVE!!』(2008)、『L change the World』(2008)、
『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011)、『上京ものがたり』(2013)、『ST 赤と白の捜査ファイル』(2015)。


きのうのタカ&保奈美夫婦もそうですし、あすの仙道&緒形夫婦もそうですけど、素敵な夫婦関係を築いていて素晴らしいですよね~。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(163)仙道敦子』
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