Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

オールタイム映画ベスト100 2020版(4)

2020-12-25 00:10:00 | コラム
~年末年始企画~

クリスマスですなぁ、、、これは予約投稿(23日昼)なので「実際の、いま。」は労働の真っ最中のはず。

帰宅後、明石家サンタを観るのが楽しみです。

今宵は、オールタイム映画ベスト100の第4弾。

31位~40位までをどうぞ!!


<31>『切腹』(62)

武家社会の非道を告発した「社会派」の時代劇というのは、たぶんこの映画だけでしょう。


<32>『狼たちの午後』(75)

自滅していく負け犬たち。タダでは死なんと思っていたが。このクールな演出が、ニューシネマのいちばん好きなところ。




<33>『ブリキの太鼓』(79)

ドイツ近代史を、グロテスクな寓話でどうぞ。映画に魔法がかかった瞬間を見た気がする。




<34>『豚と軍艦』(61)

痛快さと哀切と。イマヘイが編み出した「重喜劇」の完成版。


<35>『愛のコリーダ』(76)

このふたりの関係性を羨ましいと捉えるのは、自分だけじゃないでしょ?




<36>『マグノリア』(99)

彼女が最後に見せる「泣き笑い」だけのためだけに、3時間を費やす価値がある。




<37>『野良犬』(49)

好みというだけかもしれないが、黒澤は時代劇より現代劇のほうが巧い気がする。


<38>『恐怖の報酬』(53)

ワンアイデアだけでアクション映画は出来る。意地の悪い結末もニクイ。


<39>『花様年華』(2000)

掃いて捨てるほど存在するであろう「道に反する色恋」映画のなかで、いちばん好き。


<40>『ガルシアの首』(74)

孤高の映画作家、ペキンパーの最高傑作。こんな血みどろの物語に、詩情を持ち込むとは!



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『オールタイム映画ベスト100 2020版(5)』
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