Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(54)大後寿々花

2018-04-13 00:10:00 | コラム
93年8月5日生まれ・24歳。
神奈川出身。

公式ブログ


子役出身ながら、横道に逸れることなく、すれることもなく、きちんとした? 女優へと成長を遂げた大後寿々花(おおご・すずか)さん、
そういう意味で、『桐島、部活やめるってよ』(2012)の吹奏楽部・沢島亜矢役は適役だったと思います。



スキャンダルがあると、「より」好きになる―という自分みたいなヘンクツにとっては、そこが物足りなかったりするのですけど、
まぁ女優さんのみんながみんな、そんな風になってしまったら、映画俳優を目指す子どもも居なくなってしまうでしょうし、夢やファンタジーを求めて映画館に集うひとも少なくなってしまうかもしれませんし、その俳優さんの熱烈なファンの多くは幻滅するのでしょう。

だから寿々花さんみたいなひとが居なくては、どうしようもないのでしょうねぇ。



<経歴>

慶應義塾大学・環境情報学部卒業。

7歳で「劇団ひまわり」に所属、舞台やドラマなどで、主にヒロインの子ども時代を演じてキャリアを築いていく。

映画俳優デビュー作は、2003年の『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』。

『油断大敵』(2004)、『北の零年』(2005)を経て、
ハリウッド大作『SAYURI』(2005)でチャン・ツィイー演じるヒロインの子ども時代を担当、海外デビューも果たす。

『バルトの楽園』(2006)、『遠くの空に消えた』(2007)、『グーグーだって猫である』(2008)、『おっぱいバレー』(2009)、『女の子ものがたり』(2009)、
自分が「お、いいね、ちゃんとした女優さんになってきたな~」と思ったのは、『カムイ外伝』(2009)からでした。

『紙風船~あの星はいつ現はれるか~』(2011)、『スープ~生まれ変わりの物語~』(2012)。

順調にキャリアは築くものの、どちらかというとテレビドラマの印象のほうが強かった・・・ところへきて、前述した『桐島、部活やめるってよ』で好演、やっと映画の代表作と呼べる作品に出会いました。

最新作は、2015年の『悼む人』。


ひょっとしたら本人的には、「少し前の」ナタリー・ポートマンのように、優等生のイメージが煩わしいと感じているかもしれません。

だからそろそろ、それを打ち破るかのようなビッチ・キャラを演じることになったり・・・して??

…………………………………………

明日のコラムは・・・

3連続できます、
『にっぽん女優列伝(55)大島優子』
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
クセのある役もこなせる (̴夢見)
2018-04-13 10:07:05
「カムイ外伝」10年前になりますか

お母さん役とかこなして 上手に年齢を重ねていきそうに思います

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