Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画のタイトル10傑:外国映画篇

2018-08-30 00:10:00 | コラム
映画のタイトル10傑、きょうは外国映画篇。

外国映画のタイトルでよく話題にあがるのは、「原題のまま」か「そうでないか」問題。

本稿は、そのあたりに「あまりこだわらず」、あくまでもタイトルとしての格好よさだけで選出してみた。


(1)『カッコーの巣の上で』(75…トップ画像)

主題が掲げられているタイトルではあるものの、意味は本編を観てからでないと分からない。

(2)『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)

「すべきことを、せよ」みたいな意味。



(3)『パンチドランク・ラブ』(2002)

一生にいちどの恋、をポップに表現。



(4)『マッチ工場の少女』(90)

そんなおんなのこが物語のヒロインになれるのか・・・と突っ込みたくなる、不思議なボケ感が魅力。

(5)『青いパパイヤの香り』(93)

ほのかなエロスをも感じさせ、抜群。



(6)『8 1/2』(63)

フェリーニの監督作の通算数。

こんなことが許されるのは、巨匠だけでしょうよ。

(7)『ミッドナイト・エクスプレス』(78)

物語の中盤で実際に、「真夜中の列車。のようなもの」が映し出され、タイトルとテーマが見事に符合、あぁこれぞ映画だ! と感動した。



(8)『氷の微笑』(92)

本作に関してのみ、原題との関係性に言及したい。

『Basic Instinct』は直訳すれば「(ヒトの)基本本能」となり、さすがヴァーホーベン、えげつないが、小道具アイスピックからうまく連想し邦題をつけた配給会社は、そーとーえらい!



(9)『コックと泥棒、その妻と愛人』(89)

登場人物を並べただけだが、それでも興味を抱くのは「泥棒」「愛人」の効果だべか。



(10)『時計じかけのオレンジ』(71)

1位とは逆で、本編を観たところで、タイトルの意味が分からなかったりする。

それもまた、魅力。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『映画の音楽10傑』
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2 コメント

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シャロン・ストーンの美貌と魅力ありき (夢見)
2018-08-30 10:43:59
のタイトルでもあるな~~~って

悪女無敵♪

セクハラだのパワハラだのと創作作品にすら目くじら立てて騒ぐ界隈あって
あれやこれやと表現について つまんない制約が増えすぎでしょーと
返信する
青いパパイヤの香り (oyajisann)
2018-08-30 20:40:56
タイトルだけでそそります。笑
氷の微笑はタイトルだけで怖そう。
反面時計仕掛けのオレンジって?興味津々。
邦題つけるのは一苦労でしょうね?
返信する

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