英国の雑誌『Sight&Sound』による企画、映画監督358人が選出するオールタイムベストテンが発表された。
以下は、その結果。
(1)『東京物語』(53、日)
(2)『2001年宇宙の旅』(68、米・英)
(3)『市民ケーン』(41、米)
(4)『8 1/2』(63、伊)
(5)『タクシードライバー』(76、米)
(6)『地獄の黙示録』(79、米)
(7)『ゴッドファーザー』(72、米)
(8)『めまい』(58、米)
(9)『鏡』(74、ソ連)
(10)『自転車泥棒』(48、伊)
ひゃっほー、スコ爺の『タクドラ』も入っているぜ!
まぁ概ね納得の並び。
技巧/テーマの両面で神の領域に到達する小津の『東京物語』がベストワンに輝くのは、なんとなく分かる。
しかし英国の雑誌なのに、自国(オンリーの)作品がランクインされていないのが厳しい。
『第三の男』(49)あたりが、入ってもよさそうなものだけれど。
批評家が選んでも同じような作品が入るだろうが、タルコフスキーの『鏡』はもう少し下になりそうだし、その代わり、黒澤作品が入りそうな気がする。
この企画に参加した監督の、それぞれの回答の一部は・・・
<マーティン・スコセッシ監督選出>
『8 1/2』
『2001年宇宙の旅』
『灰とダイヤモンド』(57)
『市民ケーン』
『山猫』(63)
『戦火のかなた』(46)
『赤い靴』(48)
『河』(51)
『シシリーの黒い霧』(62)
『捜索者』(56)
『雨月物語』(53)
『めまい』
らしいな!
とくに『雨月物語』の選出がうれしい。
<クエンティン・タランティーノ監督選>
『続 夕陽のガンマン』(66)
『地獄の黙示録』
『がんばれ!ベアーズ』(76)
『キャリー』(76)
『バッド・チューニング』(93)
『大脱走』(63)
『ヒズ・ガール・フライデー』(40)
『JAWS/ジョーズ』(75)
『課外教授』(71)
『ローリング・サンダー』(77)
『恐怖の報酬』(53)
『タクシードライバー』
らしいな、らしいな!!
『課外教授』を挙げるのはQTくらいなものだろう。
<ギレルモ・デル・トロ監督選>
『フランケンシュタイン』(31)
『フリークス』(32)
『疑惑の影』(42)
『グリード』(24)
『モダン・タイムス』(36)
『美女と野獣』(46)
『グッドフェローズ』(90)
『忘れられた人々』(50)
『吸血鬼ノスフェラトゥ』(78)
『8 1/2』
作風と好みが、見事に合致している。
これまた、らしいな!!!
では、自分のセレクトを。
(順不同)
『レイジング・ブル』(80)
『タクシードライバー』
『カッコーの巣の上で』(75)
『アマデウス』(84)
『天国と地獄』(63)
『ゆきゆきて、神軍』(87)
『キャリー』
『カノン』(98)
『東京FIST』(95)
『独裁者』(40)
この10年でひとつも変化がないわけだから、死ぬまでこのままの並びかもしれない。
多感な少年期に触れた映画こそ宝物になる―という定説? を証明していることにはなるが、
新しい作品がひとつも入ってこないというのは、寂しいといえば寂しい。
変化がないのだから、ちょっと考えてパパパッと打ち込んだ?
と解釈されても困る、これはこれで必死に映画史と自分史を回顧し構築し直し、汗かっきかきで選出したものだ。
それでも結局は、いつもと同じ感じになったよと。
常々いっていることだが、好きな映画をみっつ挙げるだけで、そのひとの人生観やら嗜好やら性格やらの7割くらいはいい当てられる(自信がある)。
・・・と、前置きをしてから「好きな映画は?」と聞くと、大抵のひとは身構えてしまう。
「オメーなんかに、見破られてたまるか!」ということだろうか。
そんなこといわずに、ほら、汗かっきかきで選出してみてくださいな。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっかつの、血』
以下は、その結果。
(1)『東京物語』(53、日)
(2)『2001年宇宙の旅』(68、米・英)
(3)『市民ケーン』(41、米)
(4)『8 1/2』(63、伊)
(5)『タクシードライバー』(76、米)
(6)『地獄の黙示録』(79、米)
(7)『ゴッドファーザー』(72、米)
(8)『めまい』(58、米)
(9)『鏡』(74、ソ連)
(10)『自転車泥棒』(48、伊)
ひゃっほー、スコ爺の『タクドラ』も入っているぜ!
まぁ概ね納得の並び。
技巧/テーマの両面で神の領域に到達する小津の『東京物語』がベストワンに輝くのは、なんとなく分かる。
しかし英国の雑誌なのに、自国(オンリーの)作品がランクインされていないのが厳しい。
『第三の男』(49)あたりが、入ってもよさそうなものだけれど。
批評家が選んでも同じような作品が入るだろうが、タルコフスキーの『鏡』はもう少し下になりそうだし、その代わり、黒澤作品が入りそうな気がする。
この企画に参加した監督の、それぞれの回答の一部は・・・
<マーティン・スコセッシ監督選出>
『8 1/2』
『2001年宇宙の旅』
『灰とダイヤモンド』(57)
『市民ケーン』
『山猫』(63)
『戦火のかなた』(46)
『赤い靴』(48)
『河』(51)
『シシリーの黒い霧』(62)
『捜索者』(56)
『雨月物語』(53)
『めまい』
らしいな!
とくに『雨月物語』の選出がうれしい。
<クエンティン・タランティーノ監督選>
『続 夕陽のガンマン』(66)
『地獄の黙示録』
『がんばれ!ベアーズ』(76)
『キャリー』(76)
『バッド・チューニング』(93)
『大脱走』(63)
『ヒズ・ガール・フライデー』(40)
『JAWS/ジョーズ』(75)
『課外教授』(71)
『ローリング・サンダー』(77)
『恐怖の報酬』(53)
『タクシードライバー』
らしいな、らしいな!!
『課外教授』を挙げるのはQTくらいなものだろう。
<ギレルモ・デル・トロ監督選>
『フランケンシュタイン』(31)
『フリークス』(32)
『疑惑の影』(42)
『グリード』(24)
『モダン・タイムス』(36)
『美女と野獣』(46)
『グッドフェローズ』(90)
『忘れられた人々』(50)
『吸血鬼ノスフェラトゥ』(78)
『8 1/2』
作風と好みが、見事に合致している。
これまた、らしいな!!!
では、自分のセレクトを。
(順不同)
『レイジング・ブル』(80)
『タクシードライバー』
『カッコーの巣の上で』(75)
『アマデウス』(84)
『天国と地獄』(63)
『ゆきゆきて、神軍』(87)
『キャリー』
『カノン』(98)
『東京FIST』(95)
『独裁者』(40)
この10年でひとつも変化がないわけだから、死ぬまでこのままの並びかもしれない。
多感な少年期に触れた映画こそ宝物になる―という定説? を証明していることにはなるが、
新しい作品がひとつも入ってこないというのは、寂しいといえば寂しい。
変化がないのだから、ちょっと考えてパパパッと打ち込んだ?
と解釈されても困る、これはこれで必死に映画史と自分史を回顧し構築し直し、汗かっきかきで選出したものだ。
それでも結局は、いつもと同じ感じになったよと。
常々いっていることだが、好きな映画をみっつ挙げるだけで、そのひとの人生観やら嗜好やら性格やらの7割くらいはいい当てられる(自信がある)。
・・・と、前置きをしてから「好きな映画は?」と聞くと、大抵のひとは身構えてしまう。
「オメーなんかに、見破られてたまるか!」ということだろうか。
そんなこといわずに、ほら、汗かっきかきで選出してみてくださいな。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『にっかつの、血』
選ぶのは ひどく難しいです
大作でも B級と呼ばれる作品でも いいなと思う映画に 自分の中では差はないし
人がおぞましいというホラーの中にも好きな映画はあります
好みはそれぞれ
理解出来ないジャンルの映画であれ
人が夢かけて創り上げたものを やたら利口ぶって否定する狭量な人間でもいたくないし
淀川長治先生の「どんな映画でも いいところを見つける」姿勢を忘れずに楽しみたいと思っています
(^_^;)
小学校6年生から大学生までで観た映画になっ
てしまいます。
私はキューブリックとコッポラ作品の
ランクインがうれしいな。
選ばれる映画は、その人の好みに寄りますね。
昨日は、好みではなかったけど「海猿」を見てきました。迫力は凄い~!!
『ローマの休日』
『天空の城ラピュタ』
『かもめ食堂』
『インディージョーンズ』
『アニメ銀河鉄道の夜』
『ジュラシックパーク』
『ショーシャンクの空に』
『ターミネーター2』
『タイタニック』(ディカプリオが好き)
『アマデウス』