Cape Fear、in JAPAN

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外国女優別キャリア10傑(35)スカーレット・ヨハンソン

2020-09-05 00:10:00 | コラム
~スカーレット・ヨハンソンのキャリア10傑~

ハリウッドきってのグラマー女優であり、大規模なハッキング事件が起こった際、ヌードが流出された被害者としてもトップで報道された―それで知ったひとも居るでしょう、
低い声から受ける印象も手伝って、ティーンのころから大人びていて、まだ35歳であることに驚いたり。

メジャーとマイナーを器用に往来出来るのが彼女のよいところ、いつかスコセッシやリンチとも組んでほしい。


(1)『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)

異国の地で交流を深める、中年と若い女性。

おそらくハリウッド映画史のなかで、東京を日本を、最も東京らしく日本らしく捉えた。

監督ソフィア・コッポラの手腕、なかなかのものです。




(2)『マリッジ・ストーリー』(2019)

いわば21世紀版の『クレイマー、クレイマー』。

ヨハンソンとアダム・ドライヴァーの演技、すばらしいのヒトコト。




(3)『ゴーストワールド』(2001)

オフビートな青春劇。

主人公イーニドを好演したソーラ・バーチはもっと売れてよかったはずだが、そうはならず、彼女の友人を演じたヨハンソンのほうが本作から注目され瞬く間にスターへ。

世の中、分からんものですなぁ。
(もちろん、ヨハンソンは素敵だったけれど)


(4)『真珠の耳飾りの少女』(2003)

90年代に「突如として」人気が出た画家、フェルメールの代表作をモチーフにして展開されるコスチューム劇。


はっきりいってドラマより、色彩や画面構成を楽しむ映画だと思う。


(5)『バーバー』(2001)

コーエン兄弟による、モノクロのノワール。

ヨハンソンはそこまで大きな役ではないが、コーエン兄弟の世界観にばっちりハマっていて素晴らしい。


(6)『マッチポイント』(2005)

ウディ・アレンが英国で撮ったライトコメディ。

タイトルのとおりテニスを絡めたドラマで、ヨハンソンは女優を目指すヒロインを演じた。


(7)『幸せへのキセキ』(2011)

妻を亡くした主人公(マット・デイモン)が、子どもたちとの再生を目指して広大な家を買うが、そこは動物公園で、沢山の動物たちと飼育員の面倒「をも」見ることになる。

邦題はサイアクだが、映画の完成度はそこそこ高くて好き。


(8)『スパイダー パニック!』(2002)

大ブレイクする前に出演した、愛すべきパニック映画。


どうということはない映画、、、かもしれないけれど、製作総指揮にローランド・エメリッヒの名前があるのが「なぜか」笑える。


(9)『ブラック・ダリア』(2006)

実際に起こった「ブラック・ダリア事件」を材に取ったジェイムズ・エルロイの小説を映画化、監督はデ・パルマ、共演にジョシュ・ハートネット。

ヨハンソンは、ふたりの刑事のあいだで揺れ動く教師を好演。


(10)『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)

日本が誇る『攻殻機動隊』漫画版・映画版の双方を原作とした米国版リメイク。


ファンというかマニアが多いゆえに沢山の不評を買ったが、ミラ・キリアン少佐/草薙素子を熱演したヨハンソンは適役だったと思うよ?

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(206)常盤貴子』
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