Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

やっぱり「生」は、(なんでも)よいものじゃ。

2019-04-22 03:25:42 | コラム
~『RIZIN.15』(横浜アリーナ)総評~


<ベストサブミッション>

○村田夏南子(2回2分12秒 肩固め)サライ・オロスコ●

<ベストKO>

○イリー・プロハースカ(3回3分2秒 TKO)キング・モー●

<ベストバウト>

○朝倉未来(判定 3―0)ルイス・グスタボ●



<MVP>

イリー・プロハースカ

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オープニング映像は、ここ数年で最も完成度が高く、また、最も攻めていたかと。

なんといっても電気グルーヴを選曲したからね、それはピエール問題に対するアンサーというだけではないでしょう、煽り映像を手がける佐藤ディレクターはPRIDE時代から電気グルーヴを頻繁に使用していたし。


興行全体として捉えると、まあまあ盛り上がったし悪くなかったかなと。

相変わらず「テレビ主導」というのが気になったが。

だって快勝した堀口恭司は「ぜひ会場に来てください。生は、やっぱり音がちがうから」とマイクアピールしていたわけで、
それなのに「テレビに弱い主催者」は、現場に来てくれた熱心なファンではなく局側の意向を最優先し休憩時間を調整している。

世が世なら、国が国なら、暴動が起きてるよ。


何人かのファイターについて、ヒトコトずつ。

【朝倉未来】

これで、この階級の日本人のなかでは頭ひとつ抜きんでたと思う。

【那須川天心】

危なげない試合だったが、相手がなかなかにタフだった。
今回は、相手の健闘を称えるべきかもしれない。

【RENA】

彼女が目指すトータルファイターとしての戦いかたは「だいぶサマ」にはなってきたものの、じつはそうなってしまうと、彼女「だけ」が持っていた打撃系ジョシカクファイターとしての魅力がなくなってしまうという深刻な一面が露呈し始めている。


自分の専門はMMAだけれども、RENAの場合、天心と同様に「打撃専門」のカードだけで勝負したほうがいいのかもしれない。



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明日のコラムは・・・

『黄金週間おすすめ映画』
コメント (1)
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