Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

Hey、 Judo

2016-08-14 00:10:00 | コラム
五輪、柔道の部がきのうで終了した。

ヘッポコではあるけれども、いちおう柔の道を経験したものとして、自分なりに短評を展開しておこうと思う。


「柔道」が「Judo」になった―と評されるようになって久しい。

カラー柔道着に始まって、
女子の試合時間短縮、
度重なるルール変更に、「指導で優勢」になって以降の「逃げ回り戦術」に批判が集まったり。

批判の多くは正論かもしれない。

野球とベースボール、腕相撲とアームレスリングのちがいに似ているのかな。

けれども。
「それ」が認められている以上、しかも「それ」を納得したうえで参加している以上、敗因を「それ」に求めるのは正しくないだろう。

「それ」についての批判は、ネットのコメントやテレビの解説者だけが言及し、選手たちはヒトコトも発しなかった。

うん、合格。(エラソーだな、自分)


自分も、イマサラ「Judo」に異を唱えるつもりはない。

ただ一点を除いて。

それは、「柔道着をはだけ過ぎ」である、、、ということ。

セクシー選手権じゃないんだからさ、あんなに乱れたまま戦っちゃいけない。
なんのための帯だよって、いつも思う。

そこだけは「柔道」のままであってほしい、あるべきなんじゃないだろうか。


ともあれ監督と選手と家族の皆さんとサポートの方々、おつかれさまでした。

康生、よかったねぇ。
これだけメダル取れば、とりあえずはアアダコウダいわれないだろうから。


さて。
個人的に注目していた選手について、ヒトコトずつ。


(1)女子52kg級、中村美里…銅



MMAに、すっごく興味があるようで。

大歓迎! すぐにでも来てください。

(2)男子66kg級、海老沼匡…銅

いかにも日本男児という顔つきが、すごく好き。

技を磨いて、東京でも頑張ろう。

(3)男子73kg級、大野将平…金

優勝が決まったときの、どんなもんじゃい!! の表情。

柔道の試合で、久し振りにこういうのを見た気がする。

(4)男子100kg級、羽賀龍之介…銅

いちばん結果に驚いた階級。

本人は「寝技で…」みたいなことをいっていたが、そりゃ派手さでは負けるかもしれないけれど、寝技の渋い攻防が好きな、自分のような奴も居るのだから、もっと誇りましょう!!


※自分の世代は、やっぱりこのドラマに感動したわけで。

これがあったから、後年、吉田道場に入門したのであった。




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明日のコラムは・・・

『失、神。』
コメント (1)
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