Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(99)

2014-12-11 00:10:00 | コラム
りんじーろー「はん」→「はん」ばーがー(ハンバーガー)

ハンバーガーが好きだ。

好きな食い物のベスト5に入っているほど好き。

順位は・・・

(1)鶏の唐揚げ(家庭風)
(2)ケンタッキーのフライドチキン
(3)焼肉
(4)ハンバーガー
(5)カレーライス

・・・となる。

まぁ、お子ちゃまなんだね。40歳のクセして。


外食といえば、自分のなかでは松屋かマックだ。
どうせ自分はその程度の男ですよ。

みんな「味はモスバーガーのほうが…」というが、フライドポテトは安っぽい感じのマックがベストだと思うし、
メインのハンバーガーにしても、「満腹感を第一義にすれば」やっぱりマックなんだ。

鶏が怪しくても、何日経ってもカビないバンズを使っていても、自分は行きつづけるぜ。
安心してくれ、サラCEOさんよ!!


好きなメニューは、順に・・・

てりやきマックバーガー
ビッグマック
ダブルクォーターパウンダー

・・・かなぁ。

てりやきはご存知、日本発のバーガーである。(モスが最初)

天才ですよ、考案者は―って、皆が知っていることだから、ぜんぜん薀蓄になっていないし、そもそも映画の話がからんでこない。

強引に軌道修正して。
映画とハンバーガーといえば、やっぱりハリウッド産の作品が圧倒的に強い。

米国カルチャーを映画に取り込むQTタランティーノの映画でも、しばしばハンバーガーが登場する。

脚本を担当した『トゥルー・ロマンス』(93)では、主人公がひとを殺したあとに「こんなに美味いハンバーガーは、生まれて初めてだ!」と叫ぶ。

『パルプ・フィクション』(94)のサミュエル・L・ジャクソンは、ハンバーガーが好きなのに、彼女が菜食主義者だから「ふだんは食べることが出来ない」と嘆く。
この映画から、バーガーキングの存在を知った日本人も多かったとか?

「ワッパーは?」
「バーガーキングは行かなかった」

という会話が出てくるものね。


しかし。

我々はひとを殺したあとにハンバーガーを食わないし。
そもそも、ひとごろしではないし。

ヨーロッパのファストフード事情について「なるほど!」と思っても、「分かる分かる!」と共感することは少ないし。

共感度の高さでいえば、『フォーリング・ダウン』(93)がいちばんだろう。

※字幕なしでも「なんとなく」分かる、マイケル・ダグラスのいらだち動画





(1)モーニングが食べたいのに、1~2分が過ぎただけで「販売は終了しました」といわれてしまう、その徹底したマニュアル管理

(2)メニュー写真を見るとボリュームがあるのに、実際の商品は「ハンバーグが超薄い」「レタスも小さいのが1枚だけ」で貧相に見える

分かる分かる!!

分かるが、みんな「そんなものだ」とあきらめている? ところがあるから、いちいち怒らない。
マイケル・ダグラスは、我々の怒り? を代弁し、あんなことをやってくれたわけだ。


現在、多くのマクドナルドは24時間体制で営業を展開している。
好きな時間に好きなものが食べられるという幸福。

そーとーありがたいことだが、それでも今年の業績は「あの事件」が響いて振るわないらしいねぇ。

頑張って提供をつづけてくれ! としかいえないが。

そういえば吉野家も唐突に値上げを発表した。
20~30円レベルでないことに驚いたが、厳しいのは音楽・出版業界だけじゃないのだな、景気回復ってどこの世界の話だろう?? と、ほんとうに思う。


あすのしりとりは・・・
はんばー「がー」→「がー」たーべると。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(100)』

コメント (2)
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