Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

しおふき小唄

2014-07-04 04:17:00 | コラム
♪ 刺身のツマでも ツマはツマ
妻という字に つまづいた
妻という字に 泣かされた
女ごころの 思案橋
アラまたふいた しおふいた ♪

(作詞・門井八郎、作曲・野崎真一、編曲・伊藤雪彦 歌…窪園千枝子)

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「わぁ、こんなに潮吹いてる! すご~~い!!」

なんてなことを、AV女優さんにいわれた。

絵に描いたような「逆転の構図」だが、撮影現場取材でのヒトコマである。


基本、どんなときでも現場までチャリで向かう。

毎日が暑いから汗びっしょり。
だから現場には誰よりも早く到着し、そこで着替える。

撮影の邪魔にならないところでTシャツを干しているのだが、乾き始めると同時に潮が顔を出していく、、、と。
撮影の合間にそれを見つけたAV女優さんが、自分を指差し「すご~~い!!」と発したというわけ。

こころのなかでは「君のほうがすごいよ」などと突っ込むが、とりあえず笑顔を返す。

まぁこの時期はしょうがない。
乾きの早いメッシュ生地のものを着るという手もあるが、Tシャツにこだわりを見せる自分は、可能なかぎりメッシュを着たくない。
メッシュは素材が勝負のアイテムだからね、凝ったデザインのものは少ないし。

それでも白いTシャツであれば、潮を吹いても目立たないはず。
白いのもあるにはあるが、さっき確認してみたところ、黒や緑のTシャツのほうが圧倒的に多いのだった。

白…5%

黒…60%
緑…10%
青…10%
赤…10%
その他…5%

こんな割合なものでね。

黒に白い潮を吹くなんて、いちばん目立つのにね。いちばん持っているときたもんだ。


ん?

チャリダーだけど、この時期に長距離移動しても汗をかかないって?

それは特異体質か、あるいは背中になにも背負ってないからでしょう。

自分だって荷物なしであれば大量の汗をかくことはない。
タブレットや着替えや弁当の入ったリュックを背負っているから、「背中に熱が溜まって」そこに汗が集中してしまうのだよね。

だったらカゴつきのチャリに乗ればいい?

それは、泥除けをつけないことと同じ理由を返すほかない。
スピード優先のチャリダーだもの、それは出来ないのだ。

だからもう、夏はこういうものだとあきらめている。

ただ、女子の潮吹きは歓迎される? 傾向にあるのに、きったねー男子のは、まぁ当然の話だけれども、誰も喜ばないよなぁ、哀しいなぁ、ひとりくらいは「有り難がって」ほしいなぁ、、、なんて、軽く落ち込む? のだった。


※しおふき小唄…いわゆる「放送禁止歌」のひとつ。

では誰が禁止の措置を取ったのかというと、じつは誰も取っていない。
国の命令でもない。
単に自主規制した歌が多く、なぎらけんいちの『悲惨な戦い』もそう。

そのほかの禁止歌に『網走番外地』(高倉健)、『自衛隊に入ろう』(高田渡)、『ブンガチャ節』(北島三郎)などがあるが、いちばん知られていないであろう『悲惨な戦い』をノーカットでどうぞ。

簡単にいえば「力士のまわしが取れちゃった」歌、である。

2分目くらいから始まります。




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『Woodstock!!』

コメント (3)
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