浮遊する美女

～１２年総括シリーズ　Ｖｏｌ．９～

エラソーにいろんな分野の１２年度総括を展開しているが、残るのは本日の「ウェブ」と、明日から二夜連続でアップする「映画」、それと「社会」のみ。

総括は数年前からの恒例だが、ウェブを取り上げるのは今年が初。
原稿もワンクリックで送信する時代だからね、そういうことで煙草銭を稼いでいる自分が取り上げないわけにはいかないだろうと。

とはいってみても、この世界について精通しているわけではない。

先日、友人から「まっき～は、リア充？」というメールが届いて、軽くうろたえたくらいなんだ。その程度の男が選出するものだから、
映画に関しては、ひとの襟首つかんで「参考にせい！」というが、きょうに関しては「けっ、シロートね」という感じで軽く読んでもらえればいい・・・というのが本音だったりする。

それにしてもリア充とは、よくいったものだ。
リアル（現実）の生活が充実していることを指す俗語だが、そりゃまぁ、充実しているといえばそうだろうし、ムシャクシャすることも多いので、充実していないといえばそうなるのだろう。

しかし市井の民なんて、大体はそうでしょ？

「あたし、しあわせ～♪」なんてツイートしている女子が、じつは孤独に押し潰されそうになっている・・・なんていう物語は掃いて捨てるほどあるし、もう既に古い感じもするわけで。

だから、いちいちそういうことばが出来上がるというのが、現代の特殊性、、、ということなのだろうか。


（１）林ナツミの発見…トップ画像

『本日の浮遊』と題し、「飛んでる」写真ばかりをアップするカメラウーマンのウェブサイト。

シチュエーションも素晴らしいが、着ている服がまた、どれも素敵なんだ。

（２）なりすまし書き込み

誤認逮捕まで生んだ、下半期の代表的な事件。

叩けば埃ばかりが出る自分なんかは、正直、びくびくしてしまう。

（３）クラウドファンディング

ウェブを駆使して資金を募る、新しい形の映画制作。

これはつまり、○○制作委員会の進化形といえる。

（４）いいね！　ブーム

自分も本年よりフェイスブックを始めたが、いいね！　の強制で悩むひとも多いのだとか。

そう思ったらクリック、、、というだけでいいと思うのだが、どうもそういうわけにはいかないらしい。

（５）ニコニコ生放送の大躍進

格闘技の生中継やＡＶ女優の番組で、自分もけっこう世話になった。
先日は党首討論も放送されたし、こりゃ、テレビの存在意義が大きく揺らいでしまうぞ。

（６）ネットバンキングにおける、新たな詐欺

正規サイトに偽のポップアップ画面を表示、そこに暗証番号などを入力させる手口。

自分も使用しているので、気をつけなきゃ。

しかし次から次へと、人間の「悪の」発想力には際限がない。

（７）ステルスマーケティング

略して「ステマ」。
しかし片仮名が多いなぁ！

消費者に宣伝と気づかれないよう宣伝行為をする「技」で、著名人が「これ使ってまーす」とか「食べてまーす」みたいにブログ・ツイート展開すること。

自分にも、それくらいの影響力があったらいいけどさ。

（８）ツイッター発の騒動、未だ多し

ほとんどが芸能人関連のもの。
去年は嫌韓、今年は次長課長・河本のあれこれか。

（９）スマホの浸透

自分も使用して約１年、電池の減りが異常に早いというのがコマリモノ。

月並みな表現だが、これをエジソンに触れさせたい。なんというのかな。

（１０）動画投稿から映画が創られる

いつかはそうなるだろうと思っていたが、リドリー・スコットが協力してくれたおかげで、「ちゃんとした」映画になっている。


以上、けっこう苦労して選出したトップテンでした。


※予告編の完成度、モノスゴ高し




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