しみちゃんの不動産営業日誌

吹田市の不動産屋 マック住研の会長「しみちゃん」の不動産営業回顧録

⑧営業諸々Ⅲ その68

2012-04-06 18:34:49 | 日記
花冷えがし時々小雨が降る
生憎の天気だったが走者前の小学校では
入学式が行われていた

新1年生は希望に胸を膨らませていたことでしょう



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では その68 です



不動産の取引は実に色々なことがある

二十数年前のこと
あるお客様からご売却のご相談があったマンション

お客様は一度も部屋を見たことがなく
そのマンションが何処にあるかも知らないと言われる

鍵を借りて室内確認にゆくと室内は真っ暗

折込チラシを繰り返し不動産流通機構にも
登録をして同業者の協力も仰ぐが反響すら入らない

初めての反響はマンション近くの企業からだ

この部屋が真っ暗であることを説明し
最も明るく感じられる時間帯を選びご案内する

最も明るい時間内にもかかわらずカナリ暗い

お客様はぐるっと室内を見渡して
企業の担当者「処で価格は幾らだったかな?」

しみちゃん「○○万円です
  広さ換算ではカナリ割安とは思いますが・・・」

企業の担当者「うん そういう感じだね・・・」

その時・・・

企業の担当者「購入する場合はどうすればいいのかな?」

しみちゃん「えっ?でもこの暗さで大丈夫ですか?」

企業の担当者「当社は土木関係の会社で
  作業員の休憩場所に使うだけだから安い方がいいんだよ

しみちゃん「そうでしたか」

と言うことで室内が暗いお部屋もご売却ができた

つづく
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