まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

誹謗中傷

2018年07月06日 | Weblog

これ、ひどいな!

『麻原死刑囚の三女、Twitterに誹謗中傷が相次ぐ

7/6(金) 12:36配信

ハフポスト日本版

「単なる人間に、いつかなりたい」。

オウム真理教教祖・麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚の刑が7月6日、執行された。

6日朝に死刑執行が報道されると、教祖の三女として生まれ、教団内部で「アーチャリー」の名前で呼ばれた松本麗華さんのTwitterアカウントに、嫌がらせとみられる多数の誹謗中傷が相次いでいる。

転入先での反対運動や、小学校でも通学拒否に遭うなどの運命に翻弄された麗華さんが、死刑執行で再び心無いネット上のコメントの嵐にさらされている。一方で、Twitter社に対し、削除の通報をしようという呼びかけも始まっている。

麗華さんは、2015年6月に初めて実名を明かし、自伝『止まった時計』(講談社)を出版した。地下鉄サリン事件の当時は11歳。教団内では教祖の娘として高位の役職にあったが、16歳で教団を出た。ハフポストの取材(2015年)に、当時は「死ぬことばかり考えていた」と話していた。

そして、Twitterなどのアカウントを開設したこと、被害者に対する思いについては、以下のように語っていた。

私が16歳の時まで教団にいたから、今も教団にいるだろうと推測で言われますが、アレフ内部では私を「悪魔」と言っているという噂を聞いています。私の本も読まないように言っているみたいですし。私自身がアレフに利用されないためにFacebookやTwitterをやって、社会のここにいるというアピールをしているのかもしれないです。

(被害者に謝罪しないのかという社会の声に対して)考えに考えたんですよ。「謝るってなんだろう」って。やっぱり自分がやっていないことについて、自分が知らないことについて謝るのはあまりにも無責任だと。儀礼的に謝って自分の身の安全を図るのは、誠実な態度と思えなかったんです。

単なる人間、単なる日本人に、いつかなりたいというのが夢ですね。とにかく人間になるところから、何かに関わっていきたい。』

※で、そんなことを逆にされたら、どう思う?


テレ東

2018年07月06日 | Weblog

これが

『テレ東の躍進生んだ「失敗に優しい」体質、名物Pが明かす成功の理由と挑戦
                                    7/6(金) 8:40配信 、オリコン
緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』や、マツコ・デラックスを起用した深夜5番組プロジェクトなど、他にはない企画で躍進が続くテレビ東京。その番組作りはおおいに評価され、視聴率も好調だ。なぜ、テレビ東京はこのように斬新な企画を次々に実行できるのか? その秘密は、「普通の判断ならやらない」と言われる、実験的な若者向けバラエティー『青春高校3年C組』からも読み解くことができる。『ゴッドタン』などでも知られるプロデューサー・佐久間宣行氏が、同番組の挑戦とともに、内側にいるからこそわかるテレビ東京の躍進の理由を明かす。

■平日夕方に若者向け生放送、リスク覚悟の新たな挑戦
『青春高校3年C組』は、毎週月曜~金曜の午後5時30分から生放送されている青春バラエティー番組。秋元康氏とタッグを組み、4月からスタートした。「理想のクラス」を目指して一般から“生徒”を募集し、これまでに集まったのは個性溢れる27名。放送はテレビにとどまらず、動画配信サービスParavi(パラビ)やYoutube、LINE LIVE、ニコニコ生放送などで同時にライブ配信を行っている。

人気芸人×素人×生放送――。
こう聞くと、40代以上の人はかつて一世を風靡した『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系)を思い出すのではないだろうか。だが『青春高校3年C組』には、おニャン子のような見るからに“スター候補”の若者はいないし、どちらかといえばちょっと冴えない一般高校生ばかり。生放送というリスクがある上に、平日夕方といえば各局ニュースや情報番組でしのぎを削る時間帯だ。肝心のターゲット層である若者の視聴習慣も薄いこの時間、なぜ同番組がスタートしたのか?

■マーケティング全盛のテレビ界、「普通の判断ならばやらない」
「普通の判断であればやりませんよね」と、プロデューサーの佐久間氏は笑う。「最近のバラエティー番組のほとんどは、ガチガチのマーケティングのもと制作されています。“日本はすごい”といった番組が多いのもそのためで、費用対効果も加味し、スタジオトークショーや時短番組が増えたのも同様。平日夕方という時間帯、常識的なマーケティングだったら絶対にニュースをやるわけですから、そこに若者向けの生放送を持ってくるのは視聴率的にリスクが高い。生放送バラエティーは人的コストでもかかるため、これもリスクです。さらにいえば、今はテレビ自体の体力が落ちているから、普通はスターをゼロから作るということはしない。やはり、リスクが大きいからです。たとえば、YouTuberのHIKAKINさんなど、他分野で人気の人を連れてくるのが本来のセオリー。そこも逆行していますね」。

リスクばかりが多い番組をやる意義とは何か。「常識的なセオリーによる番組の中に、一個ぐらい変わった番組があるのは悪いことじゃないと考えるのです。新たな鉱脈を見つける意義もありますが、セオリーにばかり頼っていては、テレビ全体の未来や多様性が失われてしまわないでしょうか」。

■「失敗に優しい」体質、テレ東の躍進は「身の丈に合っていた」から
佐久間プロデューサーの言うとおり、当初からリスクの高い実験的な同番組。他局とは異なるアプローチが評価されているテレビ東京だからこそ、実現できたのだろうか?

「そうだと思います。うちはネット局も少なく、意思決定も少人数でできる。それに、比較的、失敗に優しい局なんです(笑)。だから挑戦しやすいという一面もあります」。

そんな体質こそが現在のテレ東の好調ぶりを生んでいるのかと聞くと、謙遜とともに佐久間プロデューサーならではの分析が語られた。

「好調だという声を聞く機会も増えましたが、それは“幻想”です(笑)。テレビ全体のパワーが落ち気味ですが、うちは元からそんなに力があるわけではない。昔も今も身の丈にあった“スイング”をしていて、それが現状にはまっているだけなんです。他局がホームランバッターなら、テレ東は内野安打打者。ガタガタのグラウンドに慣れていたから上手くいっているけど、スポーツ推薦をとれるのはやっぱり他局の方々。今は力を出し切れていないだけで、現状に慣れたら他局のほうがすごいのは当然です」。

■「ネット同時配信しなければ未来はない」、視聴率だけでは量れない指標
開始当初、「目指すのは視聴率ではない」と語っていた佐久間プロデューサー。同番組は、テレビ放映とともに、複数のプラットフォームでインターネット同時ライブ配信を行っている。確かに、これを考えただけでも視聴率的にはマイナスだ。
「テレ東は、同時ネット配信について比較的理解があるんです。それに、今の時代、同時ネット配信をやらないとテレビの未来はない。それは自明なのですが、日本は高齢化社会が進んでいるせいで、構造の崩壊が見えにくくなっている。例えば、若者が番組を観る手段は、テレビ受像機だけではなくスマートフォンに移行している。ですが、そこに対する“視聴率”のような指標は完成されてない。絶対的な指標がない分、総合しての判断が問われる時代になっているのではないでしょうか」。

・番組の制作方法も、そんな時代に対応している。
「例えば番組で使うBGMも、ネット配信した際に権利問題が起こらないように自前のものを用意しています。また、ライブ同時配信しているプラットフォームサイ『SHOWROOM』がスポンサーに付いていたりと、ネット配信各社が応援してくれる制作法を取っています」。

■素人を使った「リアリティショー」が、先進的な実験の場に
同番組について佐久間プロデューサーは、「素人さんを使ったリアリティショーに近い」と語った。また、「昨今、素人さんを使った番組が増えてきましたが、これはテレビの欺瞞やウソが嫌われる時代になったから。有吉弘行さんやマツコ・デラックスさんが好まれるのは、テレビ的な建前があまり感じられないからでしょう」とも分析する。

「『青春高校3年C組』は、テレビ界でも数少ないフロンティア的な実験の場かもしれない。近い将来、未来を先取ったと言われる番組になるか、生徒からスターが誕生するか…。何かを見つけるには時間がかるし、まだ結果は見えません。ですが今後も、このドキュメンタリーにお付き合いいただけたらうれしく思います」。

※テレ東の持ち味!


NHK

2018年07月06日 | Weblog
ワールドカップ、赤字のつけはどこへ?
 
*高視聴率も赤字…国民が払うW杯放映権料600億円の高いツケ
                                         7/6(金) 9:26配信 、日刊ゲンダイDIGITAL
 
早朝3時開始のベルギー戦は30・8%を記録(C)ロイター
 
「数字はいいんですけどね……」
苦笑いを浮かべてこう言うのは、在京キー局の関係者。ロシアW杯での日本戦が軒並み高視聴率を叩き出したが、「それでも赤字ですから」というのである。
 
確かに、数字はいい。日本が2点を先制しながら大逆転負けを喫した決勝トーナメントの1回戦(対ベルギー)は、深夜3時キックオフだったにもかかわらず、平均視聴率30・8%を記録(ビデオリサーチ調べ=関東地区、以下数字は同)。1次リーグも午後9時開始のコロンビア戦が48・7%、深夜0時開始のセネガル戦が30・9%、午後11時開始のポーランド戦が44・2%と高視聴率だったが、冒頭の関係者がこう続けるのだ。
 
「ロシア大会で日本のテレビ局が支払う放映権料は約600億円。前回ブラジル大会が400億円でしたから、200億円も値上がりました。暴騰する放映権料は、テレビ局の経営を圧迫しています。すでに2010年南ア大会から民放局は採算が取れず赤字に陥っており、今回のロシア大会からはCS局はおろか、民放のテレビ東京までが撤退する事態に追い込まれました」
 
放映権料の高騰は権利を狙うネット事業者の参入も影響しており、民放連の井上弘前会長(TBSテレビ名誉会長)は今年1月、「W杯はすでに赤字。メディア権料が高騰するのは大変悩ましい問題だ」と話していた。たとえば中国では、国営テレビのCCTVに加え、大手IT企業の「アリババ」がネット配信を行っている。
 
■W杯中は受信料徴収が一層強化か
そこでNHKである。
広告収入とコンテンツ収入で成り立っている民放と違い、NHKは国民が支払う受信料が収入の柱だ。
 
「NHKはロシアW杯の全64試合中32試合を生中継。BSでは全試合を録画放送する。当然、NHKの負担分は大きい。前回ブラジル大会ではNHKと民放の負担比率が7対3といわれた。これに当てはめると、NHKは今回も420億円もの巨額なカネを支払っていることになる。ロシアにスタッフを派遣するなど制作費もバカにならない。動画配信アプリも無料で提供している。赤字は間違いないでしょう」(別の民放関係者)
 
だからか、NHK周辺には「W杯期間は戸別訪問などでの受信料の徴収が一層強化されている」との声もある。NHKの17年度の受信料収入は過去最高の6914億円となったが、W杯の放映権料だけで6%も占める。NHKの負担増は最終的に国民にはね返る。
 
たとえば、日本代表の出ない深夜3時からの試合をテレビにかじりついて見るような視聴者は少ない。NHKが中継した6月16日午前3時開始のポルトガル対スペインは大会屈指の好カードでありながら、5・1%。この時間帯としては異例だが、あくまで5%に過ぎない。
 
全試合を中継することが公共放送としての使命とは思えないが……。