東京都の石原知事の呼びかけも在り、最近では都心のビルの屋上などには驚くぐらい素晴らしい庭園が出来ているようです。ここ神田駿河台にある25階建ての三井住友海上駿河台ビルの3階屋上庭園もまさに、都心のビルとは思えないほど豊かな“自然”が存在しているとの事です。
このビルは、エレベーターを上がり通路の先を出ると、緑濃い庭園が広がっていて、ゆるやかにくねる遊歩道脇の樹木はすっかり成熟し手いるそうで、ずっと昔からそこにあったかのように繁っていたといいます。ここで、周囲のビル街が目に入らなければ、地上にある古い庭園のような錯覚におそわれそう・・になるとの事でした。
この屋上庭園は、1984年、ビルの竣工時に造園されたのだそうで・・・ですからもう24年の歳月が過ぎ今では都心の自然として根付いているようにすら思えるといってます。
何しろここに植えられている樹木も・・・クス、タブ、ヤマモモ、ヒメユズリハ、イヌマキ、オリーブ、ヒメシャラ、モミジといった大木から、クリスマスローズやフクジュソウなど四季折々に花を咲かせる草花まで、2600m2の庭園に100種類以上の植物が植得られているそうです。
しかもここには、手入れが行き届いた園内の南端には菜園もあるそうで、1区画8m2の菜園20区画を近隣の人々に無料で貸し出しているのだそうです。だから、思い思いの野菜やハーブ類もあるそうです。
三井住友海上駿河台ビルでは「ビル周辺の環境保全を考えて、大会議室の屋上の有効活用を検討して、4年前に家庭菜園として近隣の方々などに開放したのだそうです。
もともとが・・建設当時の経営者(大正海上火災)が景観を考えて屋上庭園と敷地の緑化を計画していたのだそうです。高層ビルは、景観以外にも日照や風など周囲への影響が出るので、最初から地元町内会と話し合いながら進めたのだそうです。この点でもみな得あう点が多く在ります。この建物構造にも、当時としては先駆的な環境配慮をたくさん盛り込んでいると思います。
現在、このビルを管理しているMSKビルサービス(東京都中央区)駿河台ビル事業所長の鈴木庸史さんは、「3階部分から張り出した格好の屋上庭園からビル本体を見ると、ちょうど目の高さまで吹き抜け構造になった「風の道」が空いているのだそうで、東京湾方向から吹く風を取り入れて反対側の街に抜けるよう配慮されているようです・・・
だから 「このエリアの熱画像を見ると、ビルの周りの緑のお陰で、このビルが周辺のビル群に比較して外気温度が低いことがわかる」と、鈴木所長は話されておりました・・・
都心は様々な工夫をして自然をとりいれているんですね。
私どもの所は、山に囲まれていて、森林浴には絶好ですが・・ただ産業が年々廃業する所が多い・・
この記事では、人工的な自然を様々な苦労してビルの中に取り入れる・・なるほどね・・と思いますた。
今後も都心はこのような努力が必要なんですね。そうでないと、夏などはコンクリートの世界は温度上昇が高いといいますから・・それぞれに悩みがあるんですね。??
最近の都心は高層ビルの建物が多く建ち都心の温度が上昇するのを食い止める点でも、色々な所にこのような庭園は歩道を工夫して海風の通り道を作って出来るだけ温度の上昇に歯止めをかけているそうです・・
品川区のあたりにも最近は多くの新建築があります。その辺でもこのような工夫をして緑を取り入れているようです。
これだ時代に合った庭園作りはもっと増える事を願ってます。