私は日本の民家がダイスキですが・・・この写真を見ただけで、岐阜県美濃市に強く惹かれます。記事によれば美濃和紙を使った照明オブジェが500点も展示している「美濃和紙あかりアート展」が開かれているそうですが・・・私の心はそちらに飛んでいます。
さぞや美濃の「うだつ」が残る民家にその風景はピッタリ合うだろうと・・・・想像します。和紙を通した柔らかな光りは街を一層際立たせ・・・趣のある世界がそこにはあるように想像します。
あかりアートは、白熱電球などを美濃和紙で覆ったオブジェだそうです・・・ここに全国から出品されたそうで、それらの作品は、この美濃にある「うだつ」を活用して・・・隣家からの延焼防止などのため小屋根付きの壁がある「うだつ」に取り付けられて町並みの軒先に展示しているそうです。
いままでこの「うだつ」も人の目を引く機会が永い事なかったのにいよいよ出番が回ってきて・・・夕方の薄闇が広がる頃になると、一斉に点灯され・・・おもわず観光客からも歓声が上がったそうで・・・私も想像の世界ではもう・・・ウットリです。
今回の催しも1994年に市制40周年を記念して始まったそうですが・・・このアート展も今年で14回目なそうです。ここには毎年10万人もの人が訪れる秋の風物詩となっているそうで・・このような催しこそ日本の民家のよさを最大限発揮できると思います。私のような日本の古民家が好きなものにとっては最近、やっとそのよさが見直され・・・各地で民家を利用した催しも多くなり、とてもうれしいです・・・
美濃市の皆さん本当に日本の民家を誇りにしているようで・・・うれしくなります。