町作り研究会(容子の部屋-別室)

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勇壮神輿8基くらやみ渡御 ・・・・

2007-05-07 17:04:01 | 雑感

 

 

              大國魂神社   

ここ府中市のある大国魂神社は格式の高い神社で、武蔵野国の守り神として第12代景行天皇の時代に作られたそうです。

この神社の例大祭「くらやみ祭」は有名で神輿渡御(みこしとぎょ)が5日夜行なわれたそうです・・私がここ大国魂神社を訪れたのは数年前です・・・

その頃の私はもっぱら都内の神社仏閣めぐりに夢中で、あち事に行っては思いがけずすばらしい神社仏閣庭園めぐりにのめり込んでいました。

といいますのは勝手に都内にはそんなすばらしい建築物があるとは思っても見ませんでした。それ以前は京都、鎌倉を中心におもに関西方面が中心ですが、あちこちに行ってはよほど関西の住まいを移そうかと思うほどのめり込んでました。

しかし、そうも行かず・・・結果、私はこの地元東京を探検していない事に気付き、東京の神社仏閣を案内書を見ながら東京と中心に近県も少し行きました。

多分私と同じような固定観念で東京近辺には見るべきものがないと・・・勝手に決め込んでいた自分の愚かさが歩いてみてその思いが強くなりました。

ここの大国魂神社も行ってみて、そのすばらしさに圧倒されました。特に夜宮は昼とは違って夜祭は独特の雰囲気があります。

ここの祭は、午後6時に花火3発を合図に、本殿前から一の宮、二の宮など計8基の神輿が、烏帽子(えぼし)と白衣を身にまとった担ぎ手たちの肩にのって順次出発します・・・旧甲州街道に出た神輿は、大太鼓の先導で約500メートル先の「御旅所」まで約3時間をかけて練り歩くのですが・・・この辺りの街道は柏の大木が両側ありとてもいい雰囲気です。

都内の祭といえば、神田祭や、浅草祭等は有名ですが・・・ここの祭は本当に独特の雰囲気があり・・・いいものを見たという思いが今でも思い出されます・・・


                                  大國魂神社

この神社は第12代景行天皇41年(111年)5月5日大神の託宣によって創立したのだと聞きました・・・その後、孝徳天皇の御代に至り、大化改新(645年)により武蔵の国府がこの地におかれて、この神社は、国司が祭祀を奉仕して国内の祭政を司ったそうです・・・

昔は多摩郡やあきるの市、大宮市もこの大国魂神社の神益だったらしく、国司が武蔵国内諸社の諸神を祭っていたので「武蔵総社」と称されたそうです・・・

現在の本殿は徳川四代将軍家綱によって寛文7年(1667年)三月に完成したものだそうです・・今は都の重要文化財指定を受けております。

( 読売新聞記事引用)