SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

映画 「デスノート the Last name 」

2006年12月01日 | 映画(タ行)

 前後編合わせて原作コミックの前半が映画化されている。

 前編公開からあまり時間はたっていないが、後編の公開タイミングに合わせて前編のDVDを売り出す作戦かと思っていた。が、なんといきなりTV公開してしまう気前よさ。
 確かにDVD購入者数とTV視聴者数を比較すれば、後編のプロモとしての有効性は格段の差だろう。

 原作の半分で物語の決着をつけてしまうので、当然、原作とは異なるエンディングが用意されている。したがって原作を読んでいても映画は映画として楽しめる。

 面白さは極上、と言えるだろう。原作では無機質な中にもコミカルな味わいのある、松山ケンイチ演じる"L"が映画ではチラリと人間的な内面ものぞかせる。

 二人目(二匹目?)の死神はリュークに比べてややチープな印象だが、全体にあまりお金はかけていなくてもストーリーの面白さででここまでヒットするというのは見事だと思う。原作ファンの多さももちろんあるが・・・・。

 藤原竜也は熱演。



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