純度の高いドキュメンタリー作品。台詞は一切なく映像のみで「食」を支える舞台裏を見せる。
自然界にある弱肉強食の食物連鎖ではなく、産業としての人為的な「食」がどう成り立っているのかが理解できる。
愛情を持って植物を育てるとか、命をいただくことに対する敬虔さ、などは微塵もない、巨大な胃袋を満たすために物量を消化するだけのクールな世界だ。
ニワトリも豚も牛も鮭も、人間の食欲のために大量に殺戮され続けているのだ。
どこの国でも同じ光景が存在するはずだが、たまたまこの映画はドイツ映画で、平然と「殺戮」しているのはドイツ人だ。ホロコーストを連想してしまった。
WOWOWで放映された劇映画の「ファーストフード・ネイション」と合わせて録画を2本立て鑑賞できた。
自然界にある弱肉強食の食物連鎖ではなく、産業としての人為的な「食」がどう成り立っているのかが理解できる。
愛情を持って植物を育てるとか、命をいただくことに対する敬虔さ、などは微塵もない、巨大な胃袋を満たすために物量を消化するだけのクールな世界だ。
ニワトリも豚も牛も鮭も、人間の食欲のために大量に殺戮され続けているのだ。
どこの国でも同じ光景が存在するはずだが、たまたまこの映画はドイツ映画で、平然と「殺戮」しているのはドイツ人だ。ホロコーストを連想してしまった。
WOWOWで放映された劇映画の「ファーストフード・ネイション」と合わせて録画を2本立て鑑賞できた。