SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

銀座を歩く資格

2005年05月17日 | 日常生活・事件
 真昼の銀座に怒号が響いた。歩道上を自転車で通行するオバサンが先の信号が青になったので急ごうとしたところ、建物の角から出てきた若い男性の歩行者にぶつかりそうになった。注意を促す男性の口調がやや乱暴な感じだったせいか、オバサンもカチンときてしまった。「出るところに出よう」などと言い合っていたが、この程度のことで出るところに出られてもお巡りさんも忙しいのだ。
 JR脱線事故やイラクの襲撃が起こっている世界の中ではむしろ微笑ましい風景と言えるだろう。JRの事故をニュースで見たとき、この二人も涙を流したのだろうか?銀座を歩くには、それにふさわしい品性がある、と嘆く人がいるかもしれない。