港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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小さい頃の想い出(5)

2021-12-25 12:12:21 | 個人
昭和20年代の生活
家は木造でボロかったので、よく雨が漏った。
金だらいを家のなかに沢山おいて、雨漏りを防いだ。
都市基盤も弱く、停電や断水も日常茶飯事であったので、懐中電灯やろうそくも必需品であった。
給水車もきていた。
家に風呂がなく、家族で魚籃坂の銭湯に行くのが日課だった。冬は風呂上りの寒さが応えた思い出がある。
家に風呂ができたのは、中学生の頃だった。
トイレは和式便所の汲み取りで水洗便所になったのは東京オリンピック後であったように思う。
テレビも家につけたのは、東京オリンピックの頃だった。
小学生の頃は、蕎麦屋でテレビを見たり、友達で1軒だけテレビがある家があり、友人達とよく遊びに行きテレビをみた。
冬の暖房はこたつと火鉢だけであった。
それでもまだ、恵まれていた方で、小学生の同級生では、真冬にコートがなく、夏の半袖の服をずっと着ている子がいて、いつも震えていた。見かねて、みなで古着のコートを贈ったことがあった。
今考えると、信じられない時代だったと思う。

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