港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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弱者の味方になるまちづくり

2023-12-30 11:15:15 | 港区まち創り研究会
まち研での研究テーマは「弱者の味方になるまちづくり」であった。
社会的に最も弱い方がきちんと行動できるまちになれば、誰でも快適に行動できるまちになる。
最も弱い方に焦点を当てたまちづくりができているかがこれからのまちづくりの課題だと思う。
実際、車イス体験などを何度も実施し、いまの日本のまちづくりはいかに車イス利用者に不便であるかを実感した。
社会的弱者はどんな方がおられるのだろう。
身体や精神に障がいがある方、高齢者、乳母車を押す母親、幼児などなどである。
私も80才を超え、身体にペースメーカーを入れ、身体障がい者に認定されている。
十分、社会的弱者の一人に数えられてよいと思う。
そこで、とりあえず、あまりお金をかけないで、「弱者の味方になるまちづくり」の提案をしたい。

1 駅や公共施設などでバリアフリールートをわかりやすくペイントしてほしい。
 身体障がい者などの方は、段差、階段が苦手である。エレベータに乗ることが必須である。
 不慣れな駅などではエレベータがどこにあるかわからない場合が多い。
 例えば、黄色線などでバリアフリールートが示されていれば、それをたどっていけば、バリアフリーで目的の場所に行ける。
 バリアフリールートのペイントはそれほどお金はかからない。視覚障害者の点字ブロックのようなものである。

2 AIカート(盲導犬カート)
 障がい者にとって、不慣れは場所で重いカートを持ってうろうろするのは、大変なことである。
 カートにAIが搭載されていて、「搭乗口に行って」、「エレベータに乗って」、「切符売り場に行って」など声をかけるだけでカートが連れてってくれるとありがたい。
 よく訓練された盲導犬のようなものである。
 地図や施設を覚えておくことはAIにとって難しいことではない。
 AIがさらによくなれば、認知症患者の散歩も同行できる。歩道や信号を認識できる。最後は、家に帰ってと言えば、迷わなくも済む。



 
コメント
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