５３００００

町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。

完全に乗り遅れましたが・・・

令和３年度司法書士試験の最終結果について

77歳はすごいな～。

でも、その陰にさりげなく76歳の方がいることも僕はしっかり見てます。

大丈夫です。安心してください。

例えば、求める結果に必要な作業をAとする。

Aをすることは法律等で禁止されていない限り誰でもできる（やっていい）。

我々司法書士の行う仕事はAをすること。

甲野一郎は言う。

「Aは自分でできるじゃんyo。こんなんで司法書士にお金払うなんてもったいないyo。ですyo!!」

司法書士は”こんなん”でお金もらって生活している。

しかし、”こんなん”も様々であり鬼クソ難しいものもたくさんある。

というかほとんど難しい。

さて、Aの難易度を１と仮定してみる。

曖昧な表現ではあるけど平均的な知識と能力を持った甲野一郎が、自分でAをしようとした場合、その難易度は１。

では、甲野一郎が改心？して司法書士にAを依頼したとしよう。

その場合、司法書士が行うAの難易度は１、ではありません。

では、難易度はどうなるか・・・・

そうです。

正解は５３００００です。

奇しくもフリーザの戦闘力と一緒です。

お金を頂き、他人の権利を扱いながら成果物を手に入れるということは、自分でそれをやるよりも難易度は格段に上がる。

そして司法書士はAをするだけでなくしっかりと結果を出さなければいけない。

負けられない戦いがそこにはある。

そういう意味では、登記業務なんかは委任契約ではなく請負契約の性質の方が強いんじゃないかと思うこともあります。

甲野一郎が考えることのおよそ数百倍のことを司法書士は考えて案件を進めます。（”数百倍”はめちゃくちゃ盛ってます。）

法律的に問題ないか、経済的にはどの手続きがいいか、いや、お金はかかるがこっちの手続きの方が得策ではないか、家族間のトラブルが生じないようにはどのように進めるのがいいか、手間暇をかけずに効率的に進めるにはどうすればいいか、リスクはあるがその前提で進めるか・・・・。

それらの作業は甲野一郎にはわからない。

目に見えないところに難しさはある。

一般の方の見えないところで研鑽を積み知識を吸収し、国民に還元し、社会の小～さな歯車を回す。

司法書士の質問や説明に対してそれなんの確認だよ！必要な説明なのかよ！とイラつくこともあると思いますが、確実に手続きを進めるために必要なことだったりするので、寛大な心でお付き合い頂けると求める結果を得ることができるはずです。

合格者の皆様、実務の世界ではいろいろありますが、頑張って司法書士界を盛り上げていきましょう。

FC町田ゼルビアの試合観戦に行きました。

１対１の同点でしたが、全力で頑張るその姿は優勝もんです。

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