日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

自治会の住環境保全活動

2012年03月29日 | 日記
横浜市港南区日限山(ひぎりやま)4丁目には西洗(にしあらい)自治会があります。
宅地造成される前はこのあたりは西洗と呼ばれていたそうです。
馬洗川という川が東側をながれているので、その西にあるから西洗か、丘陵で西風が非常に強いから西洗か、どちらかでしょう。
そこで西洗自治会と名づけました。

(注)隣りの日限山3丁目には港南プラザ自治会があります。

西洗自治会誕生当時、自治会の機能はまだ不十分でした。
一方、住環境問題については、京急は、分譲時から、つまり最初から建築協定をもって保全する考えで出発しました。
この辺の事情が関係したと思いますが、京急主導で隣りの3丁目もカバーする形で日限山3・4丁目建築協定運営委員会が設立されました。

この運営委員会は港南プラザ自治会と西洗自治会と深い関係をもってつくられたのですが、両自治会が管理するのではなく、自主運営が認められました。
ところが、町の中に、つまり自治会の中に建築協定区域外があったことと、建築協定は脱会できることがいろいろ深刻な問題を生むことになりました。
しかし、自治会としては住環境問題は原則運営委員会に任せる姿勢をとりました。

(注)一度だけですが、横浜市が4丁目周辺の市街化調整区域を大規模な公園墓地にする計画を進め、その1画を久遠寺という宗教団体が墓地に造成する計画が具体的になったとき、この問題は建築協定運営委員会にとって大きすぎたので西洗自治会が墓地反対委員会を編制し、各班から1名委員を出してもらって自治会を上げて反対運動を行いました。残念ながら久遠時の墓地造成を防ぐことができませんでしたが、幸いにも横浜市の公園墓地計画は流れ、代りに現在の広大な自然・農業公園である舞岡公園が誕生することになりました。これは西洗自治会の住環境保全運動の歴史において記念すべき最大の出来事です。

現在西洗自治会には生活環境部があります。
本来ならば西洗自治会役員会あるいは生活環境部が町の住環境問題を扱うべきですが、役員は住民が1年交替で務めています。
班が28ありますが、まず班は当番制で住民から班長を出します。
班長が自治会のいろいろな役を分担します。
自治会長は原則班長の中から互選します。
自治会長の仕事は忙しいですから自治会長を出した班はもう1名班長を出します。
1年交替ですから解決が容易ではない住環境問題を自治会役員会あるいは生活環境部で扱うことは無理があります。

しかし建築協定運営委員会の機能に限界があることがわかりましたので、3・4丁目両自治会は、2007年、日限山3・4丁目まちづくり協議会を設立し、3・4丁目の町の住環境保全方法の検討を委託しました。
ところがすでにブログで書きましたように残念なことにまちづくり協議会は住環境保全に有効な方法を打ち出すことができないまま活動を終了すると言い出しました。

町の住民の大半は住環境保全重視です。
すぐ自治会および町の人々は真剣に次の対策を講じなければならない段階に入りました。

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