prisoner's BLOG

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「アメイジング・スパイダーマン2」

2014年05月17日 | 映画
リブート版といっても、敵役の駒が少ないからあまり変わり映えしない。

ジェイミー・フォックス扮するエレクトロは、大勢の中に埋没して誰も自分を認めないし必要にもしないと不満を持っている、何やら「タクシードライバー」のトラヴィスばりのキャラクターだが、少なくても電気ウナギの水槽に落ちて全身に電気を帯びて放電してまわって暴れ回るようになっても相変わらず自分が見えず誰も注目しないと不満に感じるっていうのはムリありすぎだし、スパイダーを逆恨みするというのもムチャ。悪役だから共感できなくていいというものではなく、むしろ逆だろう。

暴れているところに能天気にも大勢の一般人が集まってくるというのも、信じられない。なんであんなにばりばり雷が落ちているのに怖がらないでいられるのか。

しかも、こういう一般人がのこのこ危険地帯に踏み込むというムリな趣向が二度までも繰り返されるのだから、一般人も警察もバカではないか。

直接スパイダーマンが相手にする敵役が全部で三人ほど出てくるのだが、出番と役の重さの配分がアンバランスで、いったん一人をやっつけてからとってつけたように次のが、また次のが出てくるといった残尿感。
最初の方でつかまった間抜けな犯罪者が後でリサイクルされるのだから、安いったらない。

若手の役者たちが気の毒になるくらい芝居の演出がおざなりで平板。
何も平井和正・池上遼一版の「スパイダーマン」ばりに屈折してダークな作りにしろとはいわないが、変に軽くてチャラいのがおまり明るさにも笑いにもつながらないのだな。

クライマックスの時計塔の内部で巨大な歯車を装置として生かしているあたりは「ルパン三世・カリオストロの城」だろうか。昔だったら日本のアニメを外国映画がパクってたら驚いたが、今では当たり前、というよりちっとは工夫せいと思う。
(☆☆★★★)



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アメイジング・スパイダーマン2@ぴあ映画生活

映画『アメイジング・スパイダーマン2』 - シネマトゥデイ

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