prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ホテルビーナス」

2004年03月14日 | 映画
モノクロに微妙に着色した画面、台詞は韓国語、ロケはウラジオストック、と無国籍でいて一定の美意識で統一された世界を作っているのはいいのだけれど、登場人物がみんな訳あり風でそういう<>世界にいる人物の過去ってどんなものだろうと思ってしまう。一つ一つ見ていくとどこかで聞いたようなありがちな話ばかり。それぞれのエピソードがさほど絡むわけでもないし。一つの場に色々な人物が集まるドラマって、体裁は整いやすいけれど映画でやると単調になりがちで、まして2時間10分もかけられてはかなりキツい。
(☆☆★★)


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